今夜から平地でも雪 冬将軍の到来を前に、タイヤ交換大忙し 長靴や除雪スコップ買い求める人も 1月上旬から中旬並みの冷え込み
FBC福井放送
県内は冷え込み、13日夜から平地でも雪が降る見込みです。本格的な冬将軍到来を前に、福井市内のタイヤ専門店ではタイヤ交換を急ぐ人が見られ、ホームセンタでは除雪用品や暖房器具が売れていました。 福井地方気象台によりますと、13日の最低気温は勝山で氷点下1.9度、福井で0.9度と、1月上旬から中旬並みの冷え込みとなりました。 本格的な冬将軍到来を前に、福井市のホームセンターは大忙しでした。 ■除雪ダンプを買い求めた人 「雪が降るっていうので、雪の用意をしないと。除雪のスコップやダンプ」 ■長靴を買い求めた人 「突然ドカッと降るのがここ近年あるので、ちょっと備えておかないとまずいかなと」 ■暖房を探しにきた人 「洗面台用の小さいやつがないかなと。ヒートショックで危ないので、小さい暖房を探しに」 店には、冬用の長靴やスコップなどの除雪用グッズや、冷え込みに備えて暖房器具を買い求める人が大勢つめかけていました。この店では特に、正月の能登半島地震を受けて、電気が不要なカセットストーブが人気で、売り上げは昨年と比べておよそ2倍から3倍に伸びているということです。 一方、福井市のタイヤ専門店では、従業員が冬用タイヤの交換に追われていました。 ■従業員 「終わらない感じで次から次へと客が来る。ずっとタイヤ交換をやっている感じです」 この店ではピークは過ぎたものの、1日あたりおよそ30台の予約が入っていて、14日までは予約が埋まっているということです。 福井地方気象台によりますと、14日朝までの県内の予想降雪量はいずれも多い所で、嶺北の平地で1センチ、嶺北の山地で10センチ、奥越で20センチ、嶺南の山地で3センチとなっています。冬型の気圧配置は、週明け16日(月)には弱まるものの、週の半ばにかけて再び強まる見込みで、気象台では雪への備えを呼びかけています。