「防災ビジネスに取り組む小企業」ほか 「AIルール形成の競争戦略」
<2022年1月22日号> AIルール形成の競争戦略 ── 米中EU3極の対立と協調 「AIルール」は、AI(人工知能)の適切な開発・利用を担保する仕組みだ。各国・地域政府は2010年代半ば以降その策定を進め、近年は国際的コンセンサスも形成されつつある。 しかし、国際協調の動きの下で、AI分野の主導権を握りたい米国・中国・EU(欧州連合)は、おのおのに有利な観点を盛り込もうと画策している。 米国は企業のイノベーションを重視、政府の過度の規制・介入を避け、企業の自主裁量によるガバナンス強化を志向する。
本文:2,563文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
勝木 友紀子 :ライター