【2024年11月版】50cc原付バイクおすすめ12選! クルマの免許でも乗れるカブ系/スクーター/電動バイクを網羅!
2024年、50ccのバイクはどんな状況?
2018年にヤマハの「ジョグ」がホンダ製になったのを皮切りに、現在はビーノもホンダ製のエンジン&車体となっている。デザインはヤマハ製だ。ホンダは多様な機種をラインナップし、クラッチ不要の4速トランスミッションを搭載したカブ系も人気。スズキは独立独歩を保っており、安価でコンパクトなレッツシリーズやアドレスV50をラインナップする。 ただ、現在はほぼ日本独自のものとなっている50ccクラスは1980年代の年間200万台に迫る販売台数から大きく減少しており、ラインナップも絞られてきている。これに追い打ちをかけるように2025年11月から新排出ガス規制が適用されることにともない、カテゴリーの存続は厳しい状況に。これを解決する策として、125ccクラスのバイクに馬力制限を課すことで原付一種扱いにする「新基準原付」という案が浮上し、令和7年4月1日からの施行が確定的に。また、出力を制御した125cc以下のバイクを原付免許で運転できる新制度も同日より施行が決まったと報道され、道路交通法と道路運送車両法の両方が新制度へと移行していくことになる。 これにより、各メーカーとも50ccのバイクを2025年10月までに生産終了していく見込み。ホンダはスーパーカブ50ファイナルエディションを12月12日に受注期間限定で発売、スズキはジャパンモビリティショー2023で参考出品したe-POやeチョイノリを代替モデルにしていくと見られる。 以下、【2024年11月版】50ccバイクおすすめ12選をお届けしよう。
ホンダ EM1 e:
ホンダ国内初のパーソナル向け電動バイクで、交換式バッテリー「モバイルパワーパックe:(MPP)」を1個使用。価格は本体15万6200円、バッテリー8万8000円、充電器5万5000円でトータル29万9200円だが、国および自治体から補助金も交付されるためお住まいの地域によっては24万円程度で購入できる(国から2万3000円、自治体・東京都の場合は3万6000円が補助される)。エコ/標準の走行モードがあり、標準モードならガソリン原付と遜色ない加速を見せる。1充電での航続距離は53kmを公称。バッテリー搭載ゆえシート下トランクスペースは限られた容量になる。なお、2024年2月にMPPの価格改定があり、これにともなった車両価格にMPP×1個と充電器を含むEM1 e: のメーカー希望小売価格も変更された。 主要諸元■全長1795 全幅680 全高1080 軸距1300 シート高740(各mm) 車重92kg■交流同期電動機 定格出力0.58kW 最高出力2.3ps(1.7kW)/540rpm 最大トルク9.2kg-m(90Nm)/25rpm バッテリー種類=リチウムイオン電池(ホンダモバイルパワーパックe:)✕1 バッテリー電圧/容量 50.26V/26.1Ah ■ブレーキF=ディスク R=ドラム ■タイヤサイズF=90/90-12 R=100/90-10 ●価格:32万100円 ●色:白、銀 ●発売日:2023年8月24日