意外と真似できそう!?イギリス王室が「特別な日に食べるもの」
イギリス王室には多くの食に関するルールがあり、エリザベス女王が生活を送るバッキンガム宮殿内でニンニクを食べることが禁止されているのは、よく知られた話。 【写真】女王はチョコ好き!知られざるロイヤルファミリーの「食の秘密」 また<Vanity Fair>によると、エリザベス女王はかなりのお酒好きで、昼食前からジンやデュボネ、日中にはワイン、そして寝る前にはドライマティーニとシャンパン1杯を嗜むことも。 毎日飲むお酒もルーティーン化しているエリザベス女王なら、きっと特別なときに食べる食事も決まっているはず…。そこで本記事では、ロイヤルファミリーの復活祭やクリスマス、誕生日などの食事をご紹介!
復活祭と聖金曜日
以前、エリザベス女王の元シェフを務めていたダレン・マクグラディは、<OK!>とのインタビューで「イギリス王室には復活祭と聖金曜日に必ず食べるものがある」とコメント。
そもそも復活祭と聖金曜日とは?
・復活祭…十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する日。4月中のいずれかの日曜日に設定されることが多い。 ・聖金曜日…過越の聖なる三日間の復活祭の前の金曜日のこと。
イギリス王室の聖金曜日の食事
聖金曜日には、その日を祝して魚料理を食べるというエリザベス女王。また、女王を含む多くのキリスト教徒は、復活祭の40日前の水曜から復活祭の前日までの期間を指す四旬節の間、特に聖金曜日には肉を食べないそう。 さらにエリザベス女王が食べるのは、地元のスーパーで売っている魚ではなく、スコットランドのバルモラル・エステートの湖産のサーモンなど。特に王室が所有している湖で獲れる魚を好むんだとか。
イギリス王室の復活祭の日の食事
そして復活祭の日には、季節の野菜と子羊のローストを食べることがお決まり。伝えられているところによると、エリザベス女王は遺伝子組み換えの果物や野菜を避けているそうで、ナチュラルで新鮮かつ旬な食材のみを食べるという。 伝統的な子羊のローストと新鮮な野菜に加えて、レタス、キュウリ、ミント、すりおろしたニンジン、そしてコリアンダーが入ったサラダを用意し、レッド・ウィンザーと呼ばれるチーズを使ったチーズの盛り合わせでご馳走を締めくくるのだそう。もちろん食事と一緒に嗜むのは、ゲウェルツトラミネールのワイン。 子羊のローストは一般家庭でも食べられるかもしれないけれど、王室のイースターエッグのチョコレートは間違いなく特別なもの。王室のシェフによって手作りされ、砂糖のお花が飾られたものなのだそう。