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迷惑客に「さっさと帰れ!」と貼り紙したNYの店。日本の店は優しすぎ?

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女子SPA!

 新型コロナウイルス感染防止対策による非常事態宣言後の現在も、営業を続けているスーパーやドラッグストアに家族全員で詰めかけたり、クレームを入れたり、必要以上の買い占めをしたりする迷惑客が増えています。  同じような問題は世界共通のようで、ニューヨーク・ブロンクスにある酒屋の張り紙が強烈だと話題になり、その強気な姿勢に称賛の声が挙がっています。

「口をふさげ、だまれ、さっさと帰れ!」ブチ切れメッセージ

 話題のツイートは、米ニュージャージー州在住のHiroyuki Takenagaさんが4月25日に投稿したもの。コロナ禍で増加する迷惑客に対する、酒屋店主の怒りがにじみ出た張り紙にはこんなふうに書かれていました。  “新型コロナウイルス最低最悪!  その口をふさげ。だまれ。必要なものだけ買ってさっさと去れ。  ブラジャーや靴下に忍ばせてあった汚い金で支払いをするな!  最低でも6フィート(約2メートル)は離れて並べと言っているだろうが。  入店は1度に5人まで。セキしたら、殺す。  飲むなら、節度を持って飲め。”  Fワード炸裂で書かれた貼り紙を紹介する投稿は、4月30日現在までに2万3000近くのいいねと1万リツートされ、「スカッとした」「日本の店もこれくらいやった方がいい」といった絶賛コメントが多数寄せられています。  ちなみに、「ブラジャーや靴下に忍ばせてあった汚い金」とは、胸の谷間や靴下の中に入れておいた紙幣を取り出し支払いを済ませる、アメリカでよく見かける行動をいさめる表現。  普段なら気にならない行動も、「指と指が触れ合うだけでも危険なのに、汗をかきやすい胸やスネに長時間触れていた紙幣なんてありえない」と警鐘を鳴らしているわけです。

ボーっとした買い物客は怒鳴られても仕方ない?

 もともと欧米では店員と客が対等な関係にあり、クレーマーに対しても毅然(きぜん)とした態度で接する店が多いのですが、コロナ禍でピリピリしている今、ボーっとしている客が店員から怒鳴り飛ばされることはよくあることなのだとか。  先日、母の代わりにスーパーに出かけていった、筆者の友人の息子(19歳・男子大学生)はソーシャルディスタンスさえ保っていればいいのだろうと、前の客が終わる前にレジのベルトコンベアに商品を置き始めたところ、レジ係の店員に烈火のごとく怒られたといいます。  なんでもそのスーパーでは、一人の会計が終わるとその都度レジ周りの消毒をするため、店員がOKを出すまで次の客はレジから離れて待つ決まりになっていたそう。彼を怒鳴った店員にも、「ルールを守れ。その商品を早くどかせ。消毒が先だ。感染したらどうする!」というきちんとした言い分があったのです。  ルールを守らない客に店側が注意喚起するのは当然のこと。怒られた本人も逆ギレすることなく、「きちんと周りを見ていなかった自分が悪い」と後で猛反省していました。  こんな風に店員が客を怒鳴り飛ばすことは推奨しませんが、 確かに日本の小売店も理不尽な要求やクレームを入れてくる迷惑行為に対しては、もう少し強気に出てもいいかもしれません。  訪れる私たちも、感染リスクにさらされながら働いてくれる皆さんに感謝こそすれ、カスタマー・ハラスメント行為だけは避けたいものです。 <文/橘エコ> 【橘エコ】 アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

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