直近9戦で7敗…苦しむウルブズにエドワーズが苦言「互いに話し合うことができていない。これじゃあ子どもの集まりでしかない」<DUNKSHOOT>
「今夜の俺たちは優位に立っていたように見えたのは確かだ。しかしリードされても、誰も何も言おうとしなかった。(良い時は)立ち上がって皆で応援する、(悪い時は)誰も何も言わない。これはフロントランナー(先行逃げ切り型)そのものだ。俺自身を含め、チームとして今夜は全員がフロントランナーだった」 エドワーズはそのようにチームの問題点を口にし、「今は全員がこれまでとは違う課題を抱えている。それが負けている最大の要因のひとつだと思う」とも話していた。 先日公開されたポッドキャスト番組『KG Certified』にて、ウルブズOBのケビン・ガーネットは「あのチームはKAT(タウンズ)をキープして、ルディ・ゴベアをトレードすべきだった。あれで一歩後退してしまった。あの男に大金を払いたくなかったって言うのか? いったい何をしているんだ?」と古巣を非難。 確かに、タウンズをトレードせずに今季を迎えていたら、ここまで苦戦することはなかったかもしれない。ただ、こればかりはチームの財政面、今後の戦力維持も含めて判断した動きだけに、今さら後悔しても仕方がない。 今季の核はエドワーズとランドルで、その周囲を固めるゴベアやマクダニエルズ、コンリー、リードといった実力者たちは健在なのだから、チーム全体で打開策を話し合い、浮上のきっかけを見つけ出していきたいところだ。 文●秋山裕之(フリーライター)
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