直近9戦で7敗…苦しむウルブズにエドワーズが苦言「互いに話し合うことができていない。これじゃあ子どもの集まりでしかない」<DUNKSHOOT>
昨季、ウエスタン・カンファレンス3位、球団史上2位の56勝26敗(勝率68.3%)を記録したミネソタ・ティンバーウルブズは、プレーオフでも快進撃を続け、2004年以来初のカンファレンス・ファイナル進出を果たした。 【動画】悩めるウルブズ…王者に屈したセルティックス戦終盤のハイライト 満を持して“優勝候補の一角”となって迎えた今季も、開幕9試合で6勝3敗の好スタートを切った。ところが、10戦目以降の9試合で2勝7敗と急降下。大混戦のウエストにおいて、現地11月28日時点で8勝10敗(勝率44.4%)の12位に沈んでいる。 ホームで行なわれた11月27日のサクラメント・キングス戦では、第4クォーター残り7分17秒の時点で12点リードを手にしていながら、そこから6点しか積み上げることができずに104-115で逆転負け。今季ワーストの4連敗を喫した。 チームトップの平均28.1点に5.4リバウンド、3.8アシスト、1.22スティールを残すアンソニー・エドワーズは試合後、チームに警鐘を鳴らした。 「俺たちはチームとして酷くソフトだ。よそのチームに対してじゃなく、単に俺たちの内部が軟弱なんだ。互いに話し合うことができていない。これじゃあ子どもの集まりでしかない。そのことを理解し、解決策を見出していかないといけない」 ウルブズは今季もクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)の下、エドワーズにルディ・ゴベア、ジェイデン・マクダニエルズ、マイク・コンリー、ナズ・リード、ニキール・アレキサンダー・ウォーカーといった昨季から在籍する選手たちが主軸を担っている。 その一方、10月2日に正式に成立した3チーム間の大型トレードで、チーム最古参のカール・アンソニー・タウンズをニューヨーク・ニックスへ放出し、ジュリアス・ランドルとドンテ・ディビンチェンゾを獲得する動きに出た。 ランドルはここまで平均21.7点、6.7リバウンド、4.1アシスト、ディビンチェンゾも同8.9点、3.0リバウンド、3.2アシスト、1.28スティールとまずまずの成績を残している。 だがチーム全体ではディフェンシブ・レーティングが昨季のリーグ1位(108.4)から12位の112.1へ落ちていることに加え、オフェンシブ・レーティングも昨季の114.6(17位)から113.0(13位)と数字上ダウン。特にこの4戦ではリーグ23位の107.9と噛み合っていない。
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