セルフ式怖い? クルマの給油時にやってしまいがちなNG行為とは
すでに3軒に1軒がセルフ式ガソリンスタンド
電気自動車の普及が徐々に進みつつあるといわれてはいるものの、いまだ多くのクルマの燃料にガソリンが採用されているため、給油を欠かすことはできません。また、ユーザー自身が給油するセルフ式ガソリンスタンドの割合も増えています。 【画像】給油口の中身ってこうなってるの!? 意外な構造を見る!(12枚)
日本でセルフ式ガソリンスタンドが認可されたのは1998年4月ですが、それから約20年の年月を経て、その比率はみるみる増加しています。 そして、2018年時点での日本全国のガソリンスタンド数は3万70か所となっていますが、このうち1万100か所がセルフ式のガソリンスタンドです。 普段クルマに乗り慣れていない人にとっては、利用方法が少し難しく思えてしまうセルフ式のガソリンスタンドですが、いくつかの注意点さえ守れば、簡単に利用することができます。 セルフ式ガソリンスタンド利用時の注意点としては、まず、火災事故を防止するために、給油中はエンジンを停止することと火気厳禁を徹底する必要があります。 また、静電気にも注意が必要で、給油機に備え付けられた静電気除去シートに触れてから給油する必要があるほか、給油中の携帯電話の使用もNGです。スマートフォンに通知があると、つい触りたくなりますが、給油中は控えましょう。 そして、ノズルを奥まで差し込みトリガーを握ると給油が開始されます。満タン状態になると給油は自動で止まるので、ノズルを元の位置に戻すと終了です。 その他にも、家族でセルフ式ガソリンスタンドに立ち寄った際は、給油作業中に子どもが近づかないよう注意しましょう。 さらに、給油する油種の間違いにも要注意。ノズルの色によって、レギュラーガソリンは赤色、ハイオクガソリンは黄色、軽油は緑色と定められているため、間違えて別の燃料を入れないようにしてください。 それではここでクイズです。 多くのクルマの燃料計を見ると、給油機マークのそばに「三角形」の表示があります。この表示は、何を表すものでしょうか。 【1】燃料の種類 【2】燃料計の故障 【3】燃料切れ(ガス欠) 【4】燃料を入れる給油口の位置 ※ ※ ※ 正解は、【4】の「燃料を入れる給油口の位置」です。 ガソリンスタンドに入った際に、給油機の左右どちらに停車すればよいか分からない場合は、燃料計の三角マークの方向を見ると給油口の位置が示されています。これは、スムーズな給油に役立つ、自動車メーカーの小さな気配りといえるでしょう。
くるまのニュース編集部