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伊豆で大物サメに会えるって知ってた? スキューバダイビングの聖地 神子元島

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CREA WEB

#197 Mikomoto Jima神子元島(静岡県)

 ダイバーの憧れの生物トップ5に入るだろう、ハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ、通称ハンマーヘッド)。 【画像】ビーチの達人が選ぶ! もう一度行きたい絶景ビーチBEST10  トンカチみたいなアタマが特徴で、サメにしては珍しく、群れる習性があります。  サメには凶暴なイメージがありますが(イタチザメやホオジロザメは危険)、ハンマーヘッドは基本的には臆病な性格で、刺激を与えないよう、遠くから見ている分には美しい生物です。  スクーバダイビングでハンマーヘッドの群泳を見るには、遠くまで足を延ばさなくちゃならないものだと思っていました。  それが、伊豆半島の弓ヶ浜の沖約8キロに浮かぶ神子元島でも出没すると聞き、正直、半信半疑。  それが、本当でした。  その日お世話になったのは、ダイビングサービスの「海遊社」。  弓ヶ浜から出船して約15分、赤さび色のごつごつした岩肌の神子元島に到着します。  潮の具合から、島の南にあるダイビングポイント、カメ根で潜ることになりました。  海遊社のダイビングボート290(ふくまる)が秀逸で、後部のリフトのステップに乗っているだけで海中へと電動で下がり、そのままエントリーできます。  ダイビングガイドの背後について進み、ある岩に到着した際、ここで待機するようジェスチャーを受けました。  強い潮流を頬に受けながら耐えていると、岩根の上にハンマーヘッドの群れが登場!   数十頭の群れが潮流の中で、カラダを大きくくねらせて泳いでいます。  やや離れたところながら、ハンマーヘッドの引き締まった筋肉が隆起、収縮するのも見えました。なんて美しい筋肉! 

ここ数年、伊豆の海で起きている異変とは?

 エキゾースト(ダイビング中の呼気)の音も、周囲のダイバーの存在も消えて、神々しいサメたちの行進に目は釘付け。しばらく見入ってしまいました。  あれは数十分だったか、数分だったか? 時間の感覚もなくなってしまうほど。  ハンマーヘッドが頻繁に現れるのは神子元島の周辺、西側と南側。特にカメ根は遭遇する可能性が高いそうです。  運がいいと数百匹の群れが出没するというから、驚きです。  そしてここ数年、海では異変が起きているとのこと。  「ハンマーヘッドといえば夏」の風物詩だったのが、なんと越冬して2020年の1月にもハンマーヘッドの群れが登場しているというのです。  ハンマーヘッドを通年見られるのは嬉しいけれど、海藻が育たないなど、影響も出ているもよう。  海のバランスが崩れているのでしょうか? 

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