今季最終戦(10月5日)広島カープ “最後の勇姿” 野村祐輔 若鯉 続々デビュー ヒーローインタビューの回数トップは小園海斗
その滝田に続いて6回からマウンドに上がったのは、こちらもプロ初登板、ドラフト2位ルーキー・髙太一 。先頭から2者連続の三振を奪うなど、2イニングを投げて無失点でプロ初ホールド。上々のデビューを飾ります。 髙太一 2回 球数33 被安打1 奪三振2 失点0 2点リードで迎えた9回には、高橋昂也 が、3年ぶりの1軍マウンドへ。最速149キロのストレートで三者凡退に抑えて、プロ初セーブを記録し、ゲームセット。(広島 3-1 ヤクルト) 滝田が見事なプロ初勝利を飾るなど、初ものづくしの若鯉が躍動し、カープは2024年のシーズンを終えました。 就任2年目 4位 68勝70敗5分 広島カープ 新井貴浩 監督 「来シーズンはさまざまなことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない、そう考えています。変わるということは、それとともに痛みも生じてくると思います。ことしよりも来シーズンはさらに険しく、厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」 ◇ ◇ ◇ 石田充 アナウンサー シーズンが終わりましたので、これまでやってきた「ヒーローダービー」をおさらいしておきましょう。最後に2連勝したんですが、セレモニーがあって、ヒーローインタビューの追加はなかったわけなんですが、最終的に1位になったのは今シーズン、全試合スタメンだった 小園海斗 選手でした。ヒーローインタビュー12回でみごとトップということになりました。例年11月に行われるファン感謝デーで、ぜひ表彰したいなと思います。 そして、新井監督、「変わらなきゃいけない」というけっこう決意のこもった言葉… RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん めちゃくちゃ力強かったですし、選手ではないんですけれども、ちょっと背筋が伸びるというか、選手からすると、この秋のキャンプに向けて、もう1回ギア入れなきゃいけないなっていうような気持ちにさせられるスピーチでした。