借金24で地区最下位のエンゼルス、170キロ剛速球右腕&故障続きレンドンがまたもIL入りの悲劇
◆米大リーグ ツインズ―エンゼルス(10日、米ミネソタ州ミネアポリス=ターゲットフィールド) 60勝84敗の借金24で、ア・リーグ西地区最下位に沈むエンゼルスは10日(日本時間11日)、ベン・ジョイス投手(23)が右肩の炎症、アンソニー・レンドン内野手(34)が左脇腹張りのためともに15日間の負傷者リスト(IL)に入ったことを発表した。 メジャー2年目で救援のジョイスは、3日(同4日)の本拠地・ドジャース戦で右腕史上最速となる105・5マイル(約169・8キロ)を計測した剛腕。今季は31試合に登板し、2勝無敗4セーブ、防御率2・08の成績を残していたが、無念の離脱となった。 レンドンは20年から7年総額2億4500万ドル(約350億円)の大型契約でエンゼルス入り。20~23年の4年間は大谷翔平投手(30)とも同僚としてプレーしたが、エ軍加入後は故障続きで、20年からの出場数は52、58、47、43、19にとどまり、5年間で219試合のみだった。今季も左太ももを痛めてIL入りするなど、57試合の出場にとどまり、0本塁打、14打点、打率2割1分8厘だった。
報知新聞社