ホラン千秋、新店「麺 銀座おのでら本店」でラーメン欲を満たす
仕事に邁進するビジネスパーソンが、ふと閃きを得られる場所に毎月ホラン千秋が突撃取材! 話題のスポットを紹介する本連載「ホラン千秋の閃き空間」。今回は、ラーメン店「麺 銀座おのでら本店」へ。 【写真8点】「麺 銀座おのでら本店」のラーメン、店内etc.
一杯でさまざまな香りと味が楽しめる
時折、無性にラーメンが食べたくなることありません? 話したそばからもう私の口はラーメンの口……。ナントこの2024年5月、「鮨 銀座おのでら 総本店」をはじめ、鉄板焼や天ぷらなど伝統の日本食を世界に発信してきた「銀座おのでら」がオープンした新店がラーメンだと聞き、一目散に行ってきました! 表参道から横道に入り、静かな路地の奥も奥、こんな所に? という驚きとともに現れたのが「麺 銀座おのでら本店」です。ラーメンのプロデュースは和のエッセンスを加えた薪焼フレンチで、4年連続ミシュラン一つ星を獲得した「薪焼 銀座おのでら」の寺田惠一シェフ。 構想から1年かけフレンチの解釈から生まれたスープは、たまり醤油など数種類の醤油を配合した“かえし”に、清湯(チンタン)スープを合わせ、さらに鴨と鶏の2種類のオイルを加えているのでコクも風味もたっぷり。麺は北海道産小麦粉「きたほなみ」などを独自配合し、ツルッとした食感の特注麺を使用しています。 そしてこだわりはトッピングにも。店内で燻(いぶ)した豚とローストした鴨の2種類のチャーシューや、トリュフがたっぷり入った特製トリュフワンタンも用意。さらにディルやエシャロットなどを練りこんだ特製のハーブバターもトッピングされ、少しずつ溶かして“味変”もできちゃいます。そう、この1杯で燻香(くんこう)やハーブ、トリュフなど、さまざまな香りと味が楽しめる、他にはない1杯です。 ちなみに、麺は無料でもやしに変更可能。こんにゃく麺も開発中だそうなので、お腹のたるみが気になる殿方にもお薦め。 日本の国民食ともいえるラーメンは、近年は海外からの観光客が日本で食べたい料理の上位にあがるほど大人気。こちらのお店も、今後は海外への出店を計画中だそう。この味を気軽に楽しめるなんて幸せ。今回も無事、ラーメンへの渇望は黄金色のスープで満たされました。 麺 銀座おのでら本店/Ramen Ginza Onodera Honten 住所:東京都港区北青山3-5-40 PRYME CUBE 表参道1F 営業時間:11:00~21:30(L.O.21:00) 定休日:休不定休(年末年始は休み) 座席数:19席(テーブル席、個室あり) ホラン千秋/Chiaki Horan 1988年東京都生まれ。趣味は韓国ドラマ鑑賞。『Nスタ』(TBS系、毎週月~金曜15:49~19:00※地域により異なる)にて月~木曜のキャスターを務めている。
TEXT=牛丸由紀子 PHOTOGRAPH=豊田和志