【DeNA】『ハマのフェラーリ』森敬斗が3安打、『ランボルギーニ』ビッグボス粉砕
◇26日 オープン戦 日本ハム0―5DeNA(名護) ハマのフェラーリがビッグボスを粉砕だ。宜野湾キャンプで急成長したDeNA・森敬斗内野手(20)が、今季初のオープン戦で3安打。8日の阪神との練習試合で、宜野座までランボルギーニ・ウルスに乗って移動した新庄剛志監督を倒した。 初回1死、昨季の開幕投手上沢から左前打、二盗を決めると、3回には最多勝2度の金子からも左前打、そして7回には左腕の河野から左前打だ。 「今までずっとやってきたことが結果になってよかった。いい形でバットも出せました」 森は端正な顔をほころばせた。キャンプでは石井琢朗野手総合コーチが付きっきり指導。打撃も遊撃の守りも早出居残りで急成長した。「ボールの内側をとらえる。体が崩れないようにブレないように立つことをやってきた」。一番うれしいのは左腕・河野からの3本目。「苦手意識を持っていた分、左を引っ張らないよう、開かないように、試行錯誤し意識してやってきた」という。 これで対外試合5試合で20打数7安打の打率3割5分。昨季1割9分4厘から飛躍。入団時に「ハマのフェラーリと呼ばれたい」と言っていた大器が開花間近だ。
中日スポーツ