【紅白】石川さゆりは「能登半島」を披露「今、歌わずしていつ歌うんだっていう思い」
歌手の石川さゆり(66)が29日、東京・渋谷のNHKで「第75回NHK紅白歌合戦」のリハーサルを行った。 今回47回目の紅白出場となるが、今年は例年歌唱している「津軽海峡冬景色」や「天城越え」ではなく「能登半島」を披露する。石川は「能登半島の大変大きな地震が元旦にありまして、災害の多い年でもあった。皆さんのお心にしっかりと歌や音楽が元気を届けられるように。来年こそみんなが大きな笑顔になれる、そんな年になるように歌いたい」と意気込んだ。 今年は坂本冬美も「能登はいらんかいね」を歌唱する。石川は「今回、21年ぶりに『能登半島』を歌う。今、歌わずしていつ歌うんだっていう思い」とし、自身が行ってきた能登半島現地での取り組みにも言及。「紅白歌合戦も、楽しい気持ちを届けられるツール。歌、音楽の役目を実感しました」と改めて語った。最後に「だんだん紅白の勝敗って関係なくなってきましたけどね。赤が勝つと嬉しいです」と笑顔を見せた。
東スポWEB