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日立建機が中古建機を新車同様にして販売するワケ

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日刊工業新聞電子版

東南アジア市場で中国製に対抗

 日立建機は中古建設機械をメンテナンス・部品交換などで新車同様にして販売する。アフターメンテナンスサービスや部品サービスも付けることなどにより、一般の中古建機と差別化する。新車と比べ価格が数割安い利点を生かし、東南アジア市場で中国製建機の安値攻勢の対抗商品としても活用する考えだ。 「化成」に「金属」…子会社化を売却する日立、残る「建機」はどうなる?  日立建機は、レンタル建機と中古建機をセット商品ととらえており、自社レンタルから発生した良質の中古建機を商品として活用する。一般の中古建機は使用されたことで機体が傷んでいる例が多いが、同社の中古建機は足回り部品やバケット部品を取り換えることなどで新車同等レベルのスムーズな動き、操縦の快適さなどを実現する。  認定サプライヤーと共同で、純正部品と互換性のある仕様に調整した部品「セレクテッドパーツ」も開発済みだ。純正部品よりも低価格で、取り付けてから1年以内の保証期間も設け、ミニショベル、中・大型油圧ショベルのほぼ全機種に対応するラインアップをそろえている。  中古建機のセレクテッドパーツは日本だけでなく、東南アジアなど海外でも展開する。アジア市場は中国建機メーカーの攻勢を受けて、価格競争が激しい。中古建機を戦略的に活用すれば「日本製」の付加価値とともに、新車同士の価格競争を避けやすくなる。

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