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伝統継承へ気持ち新た 十五夜祭りに使う稲収穫 東伊仙東集落

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南海日日新聞

 鹿児島県伊仙町の東伊仙東青年団(明石一輝団長)は8月30日、同町伊仙の水田で稲刈り作業を行った。青年団や壮年団、東伊仙東集落の子どもたちなど約30人が参加し、稲作を体験するとともに、伝統文化の継承へ気持ちを新たにした。  同集落では旧暦の8月15日に行う十五夜祭りで、相撲などに使用する大綱を製作している。材料のわらは島内の農家に分けてもらっていたが、今年から自分たちの手で一から育てようと青年団が稲作りを企画。5月下旬に田植えを行った。  約5アールの水田は、たわわに実った稲穂で埋め尽くされ大豊作。子どもたちは年配の住民から鎌の使い方などの指導を受け、刈り取り作業に励んだ。伊仙中2年の上田透輝君(13)は「稲刈りは初めて。みんなで収穫して楽しかった。大変な作業をして、ご飯のありがたみが分かった」と話した。  今年度は10月1日に十五夜祭りを計画しているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催は未定という。収穫した米は参加者で分け、稲わらは祭り開催に備え保管する。  明石団長(35)は「国の減反政策で稲作が途絶えて以降、稲わら作り再開は初の試み。毎年実施して稲わらを確保するとともに、子どもたちの食育につなげたい」と述べた。

奄美の南海日日新聞

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