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【高額になり過ぎた軽自動車】に物申す! カテゴリーをもっと実用性に寄り添って、細分化すべきではないか

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いまや日本の乗用車の3分の1以上を占めるまでになった軽自動車。このカテゴリーがどうして生まれたか知っているだろうか。 【画像】世界と日本の軽規格自動車たち

軽自動車が生まれたのは1949年。昨年は誕生70周年だった。誕生の理由は、日本が第2次世界大戦で敗戦国となり、甚大な被害を負った中で、安価に入手できて経済的なクルマが必要とされたためだ。 当初の規格は、全長2.8m、全幅1m、全高2m以内で、排気量の上限は4ストロークエンジンが150cc、2ストロークエンジンが100ccと、2輪車を念頭に置いていたような内容だった。

それが証拠に翌年には2輪の規格が分かれて軽2輪になり、3/4輪の規格は全長3m、全幅1.3m以内、排気量は4ストローク350cc、2ストローク200cc以下に。次の年には排気量の上限が4ストローク360cc、2ストローク240ccとなり、1955年には2ストロークも360cc以下になった。 この規格は20年以上続く。初期の頃はフライングフェザーやフジキャビンなどの2人乗りが主流だったが、まもなくスバル360やホンダN360などファミリーカーとして使える4人乗りが登場し人気が高まった。

こうして進化していった軽自動車を日本オリジナルと言う人もいるけれど、海外にはその前から、似たカテゴリーはあった。 ヨーロッパでは1910年代から、2輪車用エンジンを使った、その名もサイクルカーがあり、第2次大戦直後には日本と同じ敗戦国になった旧西ドイツやイタリアを中心に、キャビンスクーターと名を変えた同種のクルマが数多く誕生した。イタリアのイソや西ドイツのBMWが生産したイセッタはその代表だ。

この時代は、日本の軽自動車とボディサイズもエンジンの排気量も大差なかった。違うのは欧州には戦前から高速道路があったので高速道路は走れなかったこと。ところが日本は軽自動車登場後に高速道路が生まれたこともあり、走行可能になった。 そのため以降も、排出ガス規制対策や衝突安全対策という名目でボディサイズや排気量の拡大が何度か行われ、1998年に現在の全長3.4m、全幅1.48m、全高2m以内、排気量660cc以下になっている。 対するヨーロッパは今も高速道路は走れない。L6eとL7eの2つのカテゴリーがあって(L1e~L5eは2/3輪車)、最高出力や最高速度はL7eが上だが、代わりに45km/h以下、6kW以下のL6eは運転免許不要で、フランスでは14歳以上、それ以外の多くの欧州諸国でも16歳から運転可能だ。

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