1歳男児が積み木詰まらせ窒息、脳に重い障害が残った事件 保育施設の園長を起訴 徳島地検
2年前、徳島県の保育施設で当時1歳の男児が積み木をのどに詰まらせ脳に重い障害が残った事件で、徳島地検は69歳の保育施設の園長を起訴しました。 業務上過失傷害の罪で起訴されたのは、徳島県北島町の認定こども園の園長・山田さちよ被告(69)です。 起訴状によりますと、山田被告は2022年12月、園児として保育を受けていた当時1歳の男児に、直径2.4センチ・長さ3センチの円柱形の積み木を誤って飲んで窒息させ、低酸素性脳症などの傷害を負わせた罪に問われています。 徳島地検は、「積み木など誤嚥の恐れがある玩具を、園児の手が届かない場所に適切に保管・管理しなかった」「あえて遊ばせる際にも、職員らに、園児の動きに常時注意するよう指示しなかった」などとしました。 この事件では6月に、園長の山田被告のほか職員7人が書類送検されていて、うち5人が同じ業務上過失傷害の罪で、徳島区検に略式起訴されています。 検察は、6人のいずれについても認否を明らかにしていません。
ABCテレビ