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コロナ禍で変化、保護動物の譲渡会の今「悪徳業者」や「嘘」への注意喚起も

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オリコン

 9月20日からスタートする動物愛護週間。コロナ禍において、保護犬・保護猫を迎えたいという人も増えているそうだが、そこには大きな問題点も潜んでいるという。20日に『いぬねこなかまフェス』を開催するNPO法人ランコントレ・ミグノン(以下、ミグノン)の代表理事・友森玲子氏に、動物愛護の今を聞いた。 【写真】目がなくても至って健康な兄妹猫! ミグノンで保護された愛らしい動物たち ■コロナ禍で譲渡会は休止、“内面重視”のお見合いで雑種の里親が決まりやすく  ミグノンは2007年より、東京都動物愛護相談センターから犬、猫、うさぎなどの受け入れを開始したNPO法人。毎月2回譲渡会を開催するほか(現在は休止中)、様々なイベントも企画している。「最初は、そこまで熱意があって動物愛護の世界に入ったわけではないんです」という代表理事の友森さんは、元々は動物病院に勤務、その後ペットサロンを開業していたそうだ。  「あるとき、自分の犬を飼いたくて保護犬について調べたら、ものすごい数の犬が飼育放棄されていることを知ったんです。そこで『私が一頭だけもらって終わりにして良いのか』と引っかかってしまって…。当時、ペットサロンとペットホテルを経営していて動物を預かる場もあったので、最初は保護団体の預かりボランティアから始めました。保護団体というと少し近寄りがたい気もしますが、そこで頑張っているのは普通の主婦の方や飼い主さん。私は普段お世話になっている獣医の先生もいましたし、これまでのコネや知識を利用すれば効率よく保護活動ができるかも、と団体を立ち上げました」  こうしてミグノンが誕生。殺処分される動物を減らそうと、東京都の動物愛護相談センターから動物を受け入れ、新しい飼い主に譲渡する活動を始めた。2011年の東日本大震災の際には「動物のレスキューが遅れていたから」と現地に向かい、犬、猫、うさぎなど約150頭を保護。現在は、譲渡する際に不便のないようにと、渋谷区にシェルターを開いている。  ミグノンではこれまで、毎月2回の譲渡会を行ってきたが、現在はコロナで休止中。その代わりに、友森さんが里親希望者の個別面談を行っている。「1組30分ずつのお見合い」のスタイルで、希望者の話を聞きつつ5~6頭とお見合いをしているそうだ。時間はかかるが、そのお陰で思わぬ効果も出てきたという。  「やってみたら、それまで譲渡が決まりにくかった雑種の子や、身体が大きい子も決まるようになってきました。大きめの雑種でも気立ての良い子がいると、『良い子なので会ってみてください』とお勧めしています。ゆっくり会ってもらうと、性格の良さは伝わるようで、気難しい子よりも穏やかな子が決まりやすいです。以前は犬種や大きさで決まっていたけど、今は”内面重視”になってきました」

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