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【修斗】魂の激戦制し、黒部三奈が初代女子王者に!

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ゴング格闘技

プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.5 Supported by ONE Championship 2020年8月1日(土)後楽園ホール 【写真】ベルトを巻いた黒部、この後まさかの下ネタマイク ▼メインイベント 第5試合 THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦 5分3R ○黒部三奈(マスタージャパン)50.0kg [判定3-0] ※30-27×3 ×杉本 恵(AACC)49.8kg ※黒部が初代王者に。  修斗史上初となる女子初代王者を決める「THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦」が、修斗の歴史上初めて女子の試合のメインイベントとして行われる。  ここまで勝ち上がったのは、2019年に行われたインフィニティリーグ2019をぶっちぎりで優勝し、5月31日のトーナメント準決勝でも中村未来(マルスジム)を相手にリアネイキドチョークで一本勝ちを決めた杉本恵(AACC)。  そして、今トーナメント大本命と目され、修斗参戦以来、KO、一本の山を築く決定力に加え、自虐的マイクにも磨きがかかる“女王”黒部三奈(マスタージャパン)の2人だ。トーナメント開催時から、本命、対抗との呼び声が高かった両者がいよいよベルトが懸かった決勝戦で相対する。  修斗の歴史上、初めての女子王座が制定される記念すべき最高の舞台で「初代王者」として修斗史に名前を刻むのは、黒部か、杉本か。  5月31日大会で、レスリング巧者の杉本は序盤の中村の腰の重さと柔術的な仕掛けに若干の戦い辛さを見せながらも、最後は中村の立ち際にバックに回りリアネイキドチョークを極めている。  一方の黒部は、スロースターターと言われながらも大島沙緒里戦で、序盤から首相撲&ヒザ蹴り・ヒジで優位に立つと、中盤以降は持ち前のスタミナも発揮し、大島の組みを切り、マウントからヒジ・パウンド連打でKO勝ちを収めている。  MMA4勝1敗の杉本は、14勝5敗の黒部に比べ、MMAのキャリアで劣るが、全日本学生選手権2位など圧巻のレスリングテクニックを誇る。さらに、黒部と対戦したAACCの大島を通してその力量もはかり、対黒部策を練ってくるだろう。  黒部はプロ8年のキャリアを活かし、スタンドからフィニッシュまで「MMA」としての進化をいまなお見せている。  準決勝を勝ち上がり、杉本を前に「何とかベルトまであと一個まで来ました。私は、ケージに入るときは試合に勝つか負けるかは考えません。生きるか死ぬかで入ってきています。ここで死んでもいいやと思っています。杉本さんにその覚悟はありますか?」と問いかけた43歳の黒部と、「あります」と即答した30歳で二児の母でもある杉本。勝負の行方は?  1R、ともにオーソドックス構え。黒部は左ロー、右ローから右を当て、細かい左右で詰めるが杉本も回って離れる。右足前にスイッチする杉本。そこに押し込む黒部だが右に回っていなす杉本。追う杉本。黒部は右を当てて前に、さらにクリンチっしてきた杉本に右アッパーも。下がる杉本もジャブを返すが、右を打ち頭が下がる杉本にヒザを突く。  どんどん詰めて右を当てる黒部。首相撲からヒザ! 嫌った杉本は離れる。左ジャブを突く杉本。しかし黒部は左右で前に。杉本も右フックをかぶせるがここで前に出るのは黒部。しかしラウンド終了間際、右フックを当てる杉本。クリンチアッパーで詰める黒部は左を差すが、サークリングして外した杉本が連打で当ててブザー。  2R、オーソドックス構えの杉本。時折スイッチする杉本に右を当てて前に出る黒部。杉本も体を入れ替え離れ際に右。杉本の前蹴りの打ち終わりに黒部は詰めて足を触りに行くが、ここは杉本が切る。ダブルレッグに入る黒部。足を開いた杉本が切る!  なおも前に出る黒部は首相撲からヒザ。しかし杉本も押し返すが、黒部の前進は止まらない。右アッパーも突いてボディ打ち、ヒザ。しんどい試合を休まず前に足を運ぶ黒部は右ストレート! さらに連打で前に。ノンストップの動きに杉本は後退。しかし体を入れ替え、右を当てる杉本! 黒部は左で頭後ろをつかみ右ボディ! 離れる杉本は右を相打ちで当てるが右クロスは黒部! さらに右オーバーハンドで前に。ブザーに杉本は片ヒザを着く。  3R、目線をすえて右ストレートで前に出る黒部。杉本も右のスーパーマンパンチ! 左右フックで前に出る黒部。杉本も下がりなら右を当てるが黒部も前進を止めず。右を振る黒部に打ち返す杉本。ともに覚悟を決めた魂の打ち合いに。杉本の打ち終わりに右をスイングする黒部! 右に回る杉本。右の三連打からシングルレッグは黒部!  小手に巻きこれを切る杉本だが、詰める黒部はなおもクリンチボクシング。ここは杉本も互角。前に出る黒部は左&右をヒット! あごが上がる杉本はついにシングルレッグへ。しかし、初めての組みも差し上げた黒部は首相撲からヒザを突き上げブザー。杉本は両ヒザをマットに着くなか、黒部はコーナーへ。  判定は3-0(30-27×3)で黒部が勝利。初代女王に輝いた。  ベルトを腰に巻いた黒部は、「修斗初代女王の黒部三奈です。やっぱりみんなベルトにかける思いは強くて、杉本さんもそうだったと思います。ほんとうはかっこよく勝ちたかったんですけど、泥試合になってしまいました。ここが終着点ではないので、もっと上を目指して、43歳ですけど、まだまだ出来るなというところを見せたいと思います」と戴冠の挨拶。  続けて、「最後に一言だけ。初代女王を抱きたい漢の中の漢、出てこいや! 宛先はこちらです(笑)」と語り周囲を和ませた。

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