【2024年トレンドカラー:グレー】40代・50代の欧州プリンセスはどう着こなす?アイテム別スタイルを紹介
今年も残すところ1ヵ月となってきましたが、同時にやっと冬の気配も感じ始めたり、地域によっては降雪も。異常気象が続きましたが、ともかくはやっと秋冬ファッションにシフトができるようになった今では何を着るか迷うところですよね。 【写真】40代・50代のプリンセスや夫人の地味にならない「グレーコーデ」をもっと見る ちなみに今年のトレンドカラーといえば、ミリタリーグリーンやイエロー、レッドといった鮮やかカラーが挙がるほか、ベーシックカラーの中での注目はグレー! というわけで、欧州プリンセスの皆様のファッションの中から、素敵なスタイルをピックアップしました。各国プリンセスのお得意アイテムとともに、エレガントなグレーコーデをご紹介します。まさに、今参考になる着こなしばかりです!
英国:キャサリン妃(42歳)ドレスコートスタイル
まずは英国キャサリン妃です。基本的に明るい色のお洋服が多いキャサリン妃ですが、キャメルやグレーといったシックなカラーもお好きです。 代表アイテムといえるドレスコートでも愛用されていて、これがその一つ。グレー1色ではなく黒とのバイカラーによって、メリハリが効いて華やかさが加わっています。単色のデザインよりも、一枚ではもちろんお洒落感がでるほか、ストッキングか黒タイツ、はたまたブーツか、によって黒の分量が変わり、見え方も変わります。 この時のキャサリン妃のようにストッキングで肌色感を出すと、ドレス感がアップ。黒タイツの場合は日常的なシックコーデになり、ブーツを着用するとアウター感が増し、エレガントな冬コーデになるでしょう。 単色のグレーコート+黒のニットを合わせれば、このキャサリン妃コーデと似た効果が狙えるはず。
スペイン:レティシア王妃(52歳)ジレ+パンツスタイル
お洒落に定評のあるスペインはレティシア王妃。シックなスタイルがお得意だけに、グレーのコーディネートも多々。その中で、今の時期真似たいのがこんなスタイル。 ウールのロングジレに白のタートルネックニット、そしてウール素材のパンツを合わせたシンプルコーデですが、どうやらジレとパンツは同ブランドのものではない模様。見事に同系色でマッチしたアウター&ボトムに靴は黒で引き締めた、シャープな着こなしが王妃らしい。 ローヒールのパンプスも、甲にかけて深くVにカットされたブロックヒールであったりと、黒ながら主張とデザイン性のあるものを選ばれているのが、普通に見えない理由です。 グレーは濃淡をつけてもコーディネートがしやすい色なので、例えばこの場合、ジレとパンツの色が異なるグレーであっても素敵でしょう。一般的に、視線の上部分にダークめ、下をライトめにするとお洒落に見えやすいですね。
にしぐち 瑞穂