9日は126便欠航 ANAとJAL、大雪で5370人影響
強い冬型の気圧配置が1月10日ごろにかけて続くため、航空各社では北海道から九州までの広い範囲で欠航が生じている。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社では、9日は国内線126便の欠航が決定。約5370人に影響が出る見通し。8日は2社だけで290便が欠航し、9510人に影響が及んだ。 ANAでは、9日は羽田を午前6時25分発の福岡行きNH239便など70便の欠航が決まり、約3000人に影響が出る見通し。札幌・青森・大館能代・秋田・庄内・新潟・能登・富山・小松・福岡・福江・長崎・佐賀・大分を発着する一部便が欠航する。 JALでは、9日は羽田午前7時40分発の小松行きJL183便など56便の欠航が決まり、約2370人に影響が出る見通し。終日欠航は新潟・小松・隠岐・山口宇部・北九州・大分の発着便で、福岡を発着する便も一部欠航する。 ソラシドエア(SNJ/6J)では、9日は羽田午前6時25分発の大分行き6J89便など4便の欠航が決定。約100人に影響が出る見通し。 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
Tadayuki YOSHIKAWA