尾崎野乃香 銅メダルも涙あふれる…「嬉しいけど、一番上にいたかった」 ロス五輪での金メダルを誓う
◇パリオリンピック2024 レスリング女子フリースタイル68キロ級3位決定戦(大会12日目=現地時間6日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】最後まで攻め続け敗者復活戦を勝ち抜いたレスリングの尾崎野乃香選手 準々決勝で敗れ敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦に臨んだ尾崎野乃香選手。 応援団の大歓声を受けながら戦った尾崎選手はタックルで2ポイントを奪うと、第2ピリオドにも相手の消極的姿勢で1ポイントを奪い、3-0で勝利。初のオリンピックで銅メダルを獲得しました。 銅メダルを手にした尾崎選手は「嬉しい思いとちょっと悔しい思いと両方入り交じった感情。今の自分の実力と今までの過程を褒めたいと思います」と率直な感想を語ります。 表彰台で流した涙の理由を聞くと、「やはり一番上にいたかった…嬉しいんですけど、当たり前に銅メダルすごく嬉しいんですけど」とこらえきれず、涙があふれます。「でもやっぱり一番上にいたかったなという思いがありました」と話しました。 尾崎選手にとって五輪は「幼い頃から夢見ていた舞台で戦えて本当に幸せでした。そしてメダルを獲得することができて、それもまた幸せでした」と話し、「でも金メダルは取れなかったので、必ずこの舞台に戻ってきて、次は必ず金メダルを取りたいって思います」とロス五輪での金メダルを誓いました。