【古市憲寿×丸山桂里奈】「ゴリラが家に帰るのを笑顔で待っていてくれる人がいる」
19歳年上で仕事の師匠だった人との結婚って、どんな感じですか?
社会学者の古市憲寿さん(独身)が、世の女子を悩ませる“結婚”の正体を暴く!? 今回は新婚ホヤホヤの丸山桂里奈さんと対談! 世間を騒がせた“年の差婚”のリアルに迫ります! 古市憲寿さん【結婚の正体をさがして】へ
包み、包まれ、温め合う結婚はあんかけ焼きそばだ!
■古市さん(以下・古) 「新婚生活って楽しいんですか?」 ■丸山さん(以下・丸) 「めちゃくちゃイイですよ! 旦那さんがゴールキーパーだったので、家にセキュリティがいらないですから!」 ■古 「安心して帰れるということ?」 ■丸 「そうです! 私ってネットでゴリラ呼ばわりされるんですけど、たとえゴリラだとしても、ゴリラが家に帰るのを笑顔で待っていてくれる人がいるんですよ。だからゴリラでも幸せだって思えるんですよ。こんな言い方をするとゴリラに申し訳ないですけど(笑)」 ■古 「丸山さんがゴリラかどうかはさておき、旦那さんの包容力に魅力を感じていることは伝わります。そこは年齢が19歳離れていることも関係しているんですかね?」 ■丸 「それはあると思います。私がカリカリしていても落ち着いて受け止めてくれるし、私が間違っている場合もちゃんと納得できる理由を挙げて指摘してくれるし。同じ対応を年下にされても、素直になれないかもしれませんね。そもそも監督と選手として、も含め8年を共にしていたので、人間性に関しては信頼していたんですよ」
■古 「最近は夫婦での仕事も増えていると思いますが、家でも外でもずっと一緒にいて『うざったい』と思う瞬間はないんですか?」 ■丸 「顔の彫り具合が、だいぶ彫られちゃっている人なので、『うざったい』ではなく、『顔がうるさいな』とは思います(笑)。ただ旦那さんは56歳ですし、これから先は少しでも長く一緒にいたいなと。私がバラエティ番組で全身ヌルヌルになっても笑ってくれるし、心強いというか。仕事の幅が狭まるどころか、むしろ独身時代よりも自由になれた感覚があります」 ■古 「現役時代の活躍も引退後の生き方も含めて、丸山さんを丸ごと理解してくれているんですね」 ■丸 「そうです! 人生において、そんな人とはなかなか巡り会えないので。結婚したいと思った一番の理由はそこかもしれません」 ■古 「本当に幸せそうですね。では独身の読者に向けて『結婚とは○○である』と説くとしたら、丸山さんはどう答えますか?」 ■丸 「結婚とは『あんかけ焼きそば』です(即答)。食べたらすごく温かい気持ちになって、体がすごく包まれている感覚になりますよね。包んであげたいという気持ちと、包まれたいという気持ちが重なると、最高の料理になるわけで。結婚もそういうことです!」 ■古 「……話の内容的に肉まんや小籠包が思い浮かぶんですけど」 ■丸 「え……びっくりしました! すごい淡白そうに見えるのに、意外とアツアツで肉汁にまみれた関係を望んでいるんですね♪」 ■古 「いや、ぜんぜん、そういう話じゃないですよ。まあ、幸せそうでなによりです(笑)」