【AI予想回顧】デイリー杯2歳Sは◎○▲で完全的中!エリザベス女王杯の予想結果は?
本命ラッキーライラックが勝利も
先週末の11月14日(土)にはダート重賞の武蔵野S(GIII・ダート1600m)と2歳馬によって争われたデイリー杯2歳S(GII・芝1600m)、そして15日(日)にはエリザベス女王杯(GI・芝2200m)と福島記念(GIII・芝2000m)の4重賞が行われた。AI予想エンジンKAIBAは馬券も的中させることができたのか、振り返っていこう。 【競馬永久保存版】単勝が一番儲かる馬券!?回収率UP ローリスク・ハイリターンな買い方(1/2) 今年は阪神開催となったエリザベス女王杯の本命は、連覇を狙うラッキーライラック。昨年の香港ヴァーズ以降、GI級の牡馬を相手に戦っており、牝馬同士のここは負けられないと見たようだ。 対抗は阪神芝2200mで「ディープインパクト産駒×3歳」の単回収率143%、「ディープインパクト産駒×2枠」が167%という条件に該当するソフトフルート。以下、ラヴズオンリーユー、リアアメリア、センテリュオに印を回した。 正面スタンド前の直線を使った先行争いから、じわっと先頭に立ったのはなんとノームコア。前が残りやすい高速馬場を考慮してか、思い切った作戦に出た。離れた2番手にリアアメリア、今回は好位のインからレースを進めるソフトフルート、そして中団よりやや後ろにラヴズオンリーユーとラッキーライラック、後方3番手にセンテリュオという隊列となった。 1000mを59.3で通過し、淀みのないペース。残り600mを過ぎたあたりで、ラッキーライラックは徐々に進出を開始。直線では早くも先頭に立った。外から追い込んできたラヴズオンリーユー、サラキアもゴール前強襲したものの、そのまま押し切り見事に連覇達成となった。 接戦の2着争いをクビ差制したサラキアは無印、3番手評価だったラヴズオンリーユーは惜しくも3着だった。
2度目の武蔵野S制覇
3週間後に行われるチャンピオンズCの前哨戦、武蔵野S。AIはタイムフライヤーを本命に推奨。ダートに転向後、あと一歩のレースが続いていたが、前走のエルムSでは重賞制覇を果たしている。昨年の武蔵野Sは2着、2月のフェブラリーSは5着と舞台適性も高く、ハーツクライ産駒は当該コースで単回収率142%(過去5年)という点にも期待した。 対抗はデュードヴァン。東京ダート1600mでは【3,1,0,0】、唯一敗れた相手もカフェファラオということからも、重賞で通用する地力は十分あると見たようだ。以下、フィードバック、オメガレインボー、サンライズノヴァに印を回したが、59kgを嫌ったのかモズアスコットは無印だった。 ハナを切ったのはメイショウワザシ、2番手にオメガレインボーで隊列はすんなり決まる。デュードヴァンは4、5番手の好位から、7番手インコースにフィードバック、外にタイムフライヤーが並んで追走。そしてサンライズノヴァはいつものように後方集団の外目からレースを進める形となった。 前半800mの通過が46.1と速くなったことで、先行勢にとっては苦しいレース。直線で外から追い込んできたソリストサンダー、馬群を割ってきたエアスピネルが馬体を併せる形となったところを大外から一気にまとめて差し切ったサンライズノヴァが勝利。2018年に続いて2度目の武蔵野S制覇となった。 本命タイムフライヤーは5着。伸びてはいるものの、上がり35秒台の瞬発力勝負に屈する形となった。札幌コースでの弾けぶりを考えると、直線の長いコースより小回りコースの方がより持ち味が生きるタイプなのかもしれない。