【愛チャンピオンS】シンエンペラー追い切り 坂井瑠星「イメージ通りの調教ができたと思います」
[愛GⅠアイリッシュチャンピオンステークス=2024年9月14日(土曜)3歳上、レパーズタウン競馬場・芝2000メートル] 欧州遠征中のシンエンペラー(牡3・矢作)が11日、シャンティーのラモルレイ調教場でアイリッシュチャンピオンSに向けた追い切りを消化した。帯同している僚馬ラファミリア(牡3)とダートコースでの併せ馬。約3ハロンと上がり重点の調整で、矢作調教師は「先週Cデムーロ騎手に乗ってもらった追い切りと、日曜(8日)にパリロンシャン競馬場で行った追い切りとで十分に負荷はかかっているので、きょうは負荷をかける目的ではなく、坂井騎手を乗せて、今週は競馬だよということを馬に教えるという意味の、短めでシャープな調教を行いました」と意図を説明した。 騎乗した坂井も「調教師からは少し気持ちを乗せる意味でしまいで気合をつけろという指示を受けましたが、イメージ通りの調教ができたと思います」と納得の口ぶり。トレーナーが「馬の調子は良くなってきているなという感じです。十分にやることはやり尽くした」と言えば、鞍上も「まずは無事にレースを迎えることができるようにすることが大事ですし、その先の凱旋門賞(10月6日=パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)に向けて、いい内容のレースができればと思います」と前哨戦に向けて力を込めた。
東スポ競馬編集部