サイドカーにねこ! ツーリングのかわいいパートナーに驚きの声「ちゅーるモデル最高」
「サイドカーに犬」という小説がありますが、実際に愛犬を乗せて街を駆け抜ける姿はおしゃれな広告になっていたり、映画などでも登場することがあります。しかし、ねこを乗せている姿を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。とてもかわいいデザインのお手製サイドカーにねこを乗せ、ドライブを楽しむ驚きの光景が話題となっています。投稿者のマチョ鍋(@machonabe)さんに話を伺いました。 【動画】サイドカーにねこ! 走行中の実際の様子 キャラメルちゃんがかわいすぎる ◇ ◇ ◇
趣味仲間が製作 人間用かと思ったら…投稿者もびっくり!
DIYが趣味だという、投稿者のマチョ鍋さん。実はこのサイドカーを作ったのは投稿者ではなく、LINEのフリーチャットで出会った趣味仲間なのだそう。溶接機について情報交換を行っていたところ、サイドカーを手作りしたいという話が持ち上がりました。 「初めは人間用を作っているのだと思っていました。けれども製作過程で使用しているタイヤが、ホームセンターに売っている台車用だったので、小さめに作っているなぁと思っていたんです。出来上がったものを見てみたら、まさかのねこちゃん用でびっくりです。その発想はなかった(笑)」 何とその趣味仲間は、愛猫用のサイドカーを製作していたそう。マチョ鍋さん自身は実物を見たことはないそうですが、送ってもらった写真を代わりにツイッターに投稿したところ、話題沸騰。サイドカーのボディはねこたちが大好きな、チューブ状のお菓子のパッケージを模していたこともあり、「車のデザインがちゅーるモデルなのが最高だと思います」「かっこいい」「良いねぇ~」など、称賛の声が上がっています。 「本格サイドカーを知る人にも見応えのあるディテールと、詳しくなくても一目でかわいらしい飾り付けがハイセンスだと思いました。何より暴れたり逃げたりしないでちゃんと乗っているねこちゃんがすごいと思いました!」
脱走防止のリードや、爪とぎの手すりなど安全面にもこだわり
そんなセンス抜群のサイドカーに、おとなしく乗っている茶トラねこの名前は「キャラメル」ちゃん。3歳の女の子です。家ねこのためこれまで外に出たことがなく、最初は完全密閉型のアクリルドームをかぶせて試運転をしてみたそう。そこで問題なく乗車できたため、現在の形となりました。 ねこは縄張り意識が強いため、テリトリー外に出るのを嫌がる子もいますが、キャラメルちゃんは、大好きな飼い主さんとのドライブをとても楽しんでいる様子。キャラメルちゃんの飼い主である製作者に、こだわりやポイントをお聞きしました。 Q.サイドカーの製作時間を教えてください。 「おおよそですが、製作時間は休日を使って5日間ほどです。LINEのオープンチャットの『ほっこりと楽しいDIYのお部屋』(ねこ好き多し)にめぐり合い、皆様のDIY魂に触発されて、サイドカー作りに挑戦してみました」 Q.こだわった点や安全面への配慮は? 「最初の構想段階では人が乗れる大きさで製作を進めていましたが、最終的にはにゃんこが乗って一番かわいい大きさとなりました。現在は、お散歩中のわんことの遭遇も考慮し、脱走防止のリードを付け、手すりはしっかりつかまれるよう大好きな爪とぎ麻を巻いています」 Q.キャラメルちゃんとのドライブはどんな時に? 「サイドカーに乗り始めてまだ1週間程度ですが、仕事終わりのお天気の良い夕方に、家の周り100メートルほどをぐるっと1周お散歩しています。お散歩が終わり家に着くと、サイドカー席で楽しい“ちゅーるタイム”がやってくるシステムとなっています。おやつがなくてもお散歩を楽しんでくれるようになってくれるとうれしいですね」 サイドカーだけでなく、キャラメルちゃん専用のらせん階段や吊り橋など、これまでにもさまざまなにゃんこDIYシリーズに挑戦してきたという製作者さん。「これからもにゃんこを愛でるための、にゃんこDIYにチャレンジしていきたいです」と語ります。 現在は、ねこ用のキャンピングカーを製作中なのだとか。次回作にも期待が高まりますね。
Hint-Pot編集部