トランクホテルのクリスマス 限定コースや石川県産ほうじ茶やカキの味わいを引き出したケーキが登場
締めのデザートは、燻製グリオット(サクランボ)とショコラ。“フォレ・ノワール”と呼ばれるドイツ南西部の森林地帯をイメージしたチョコレートとサクランボのお菓子で、フルーツの酸味とチョコレートの甘さにウイスキーとスモークの香りが深みをプラスしている。フォワグラやアワビ、トリュフといった高級食材を用いながらも、素材のおいしさを引き出すべくシンプルかつ軽やかに仕上げたコースは満足感たっぷりだ。
石川県特産品の味わいを生かした他にはない上品なケーキ トランクストアで販売するクリスマスケーキは、“KAGA(加賀)”と“NOTO(能登)”の2種類。トランクホテルでは、売上金の一部を能登半島地震や豪雨災害への支援として寄付しており、その一環としてパティシエチームが石川県を訪れ、現地の生産者と二人三脚でつくり上げた。2種類とも一見シンプルだが、独自の素材選びや組み合わせ、それぞれの素材の味を最大限に引き出して調和させる調理法など、パティシエの実力を感じる他にはない味わいが特徴だ。
“加賀”は、ホワイトチョコレートチョコレートのムースや生地に、ほうじ茶の二番茶の茎を使用し、アクセントに黒豆をプラスしている。表面のムースには、石川県白山市の蔵元の甘酒をミックスしている。敢えて2番茶の茎を使用することで、しっかりしたほうじ茶の香ばしさが感じられ、それを甘酒の上品な甘さがマイルドに中和。“能登”は、能登栗をムースと渋皮煮に用い、石川県志賀町特産の最勝柿のジュレやバニラムース、サブレを重ねたケーキ。バニラムースがカキの風味を引き立て、なんとも言えない優しい甘さ。輪島の塩を使用したサブレのサクサクとした食感が加わり、複雑かつ上品な味を実現している。いずれも、石川県特産品の味わい深さを最大限に引き出した“大人の味”のケーキだ。
価格は、“加賀”が5800円(配送のみ)、“能登”が3500円(店頭のみ)。いずれも12月18日まで予約を受け付け、21~25日に配送、または引き渡しする。“能登”は“ローストチキン”とセット販売もある(セットで6000円)。