互いにベスト8を目標に掲げた札幌大谷と大手前高松が初戦で激突
12月31日に味の素フィールド西が丘で行われる1回戦で、札幌大谷(北海道)と大手前高松(香川)が対戦する。 【選手権Dブロック展望】過去5年で2度の日本一に輝いた青森山田が頭一つ抜けた存在 札幌大谷は、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 北海道全勝優勝の旭川実に1-0で勝利しての全国大会出場。対する大手前高松は10番MF正木浩輔の決勝点で坂出商を退け2連覇を達成した。互いにベスト8を目標に掲げた両校の一戦は12時5分キックオフ予定となっている。1回戦を突破すれば丸岡(福井)とルーテル学院(熊本)の勝者と2回戦を戦う。抽選会後の両校の主将コメントと地区予選の結果は以下の通り。 【札幌大谷(5年ぶり3回目)】 DF伊東涼哉主将 「大手前高松とは高校として初対戦となるので、札幌大谷らしさを出しチャレンジャー精神で挑んでいきたいと思います。人とボールが良く動くアグレッシブなサッカーを表現していきたいと思います。高校サッカー選手権が開催されることに感謝して、自分たちの目標であるベスト8へ向けて頑張ります」。 ■予選結果 第99回全国高校サッカー選手権北海道予選(全4戦14得点2失点) 2回戦: 7-0 vs 岩見沢東 準々決勝:3-0 vs 駒大苫小牧 準決勝:3-2 vs 北海 決勝:1-0 vs 旭川実 【大手前高松(2年連続2回目)】 GK三谷幸記主将 「正直札幌大谷高校がどういったサッカーをするのかは分からないんですけど、自分たちのサッカーをすることやチャレンジャーには変わりないので、しっかりチャレンジャーの気持ちで戦いたいです。僕たちのサッカーは固い守備からのセットプレーや観ていて楽しいサッカーだと思うので、全国でもそれを展開出来たらなと思います。今年のチームはメンバー全員に色があって、その色が出せたら絶対に良いサッカーが出来たり楽しいサッカーが出来ると思うので、個性出して勝ちたいです。昨年は2回戦敗退でしたが今回はベスト8を目標に、香川県や大手前高松の歴史を塗り替えたいと思います」。 ■予選結果 第99回全国高校サッカー選手権香川予選(全5戦16得点3失点) 3回戦:5-0 vs 高松桜井 4回戦:5-1 vs 丸亀 準々決勝:3-0 vs 観音寺一 準決勝:2-2(PK4-2) vs 藤井学園寒川 決勝:1-0 vs 坂出商