上司2人に暴力、中国地方整備局職員停職1か月
国土交通省中国地方整備局は28日、上司2人を殴るなどしたとして、島根県内の事務所で勤務する係長級の50歳代の男性職員を停職1か月の懲戒処分にした。
同整備局によると、男性職員は今年夏頃、勤務先の庁舎内で上司2人を拳で3回殴り、体を押す行為を複数回繰り返した。別の日には、2人にキリのようなものを突きつけて脅した。男性職員は同僚の人事に関する要望を上司に伝えていたが、聞き入れてもらえず行為に及んだという。
同整備局は「公務員に対する信頼を著しく裏切るものであり遺憾だ。服務規律の徹底を図っていく」とのコメントを出した。