西郷輝彦さん後援会 ウクライナ人道支援で寄付 遺影が見届け…これまでも本人の強い思いで社会貢献「締めくくり、喜んでもらえるのでは」
2月に75歳で死去した鹿児島市出身の歌手で俳優の西郷輝彦=本名・今川盛揮(せいき)さん=の地元後援会「薩輝(さつき)会」は27日、ウクライナ人道危機の救援金として10万円を日本赤十字社県支部に届けた。18日に同市であった「しのぶ会」で集まった。 【写真】6月18日、西郷輝彦さんをしのび、献花台に花を手向けるファンら=鹿児島市の城山ホテル鹿児島
会は2003年の発足以来、チャリティーゴルフやコンサートを開催。県内の児童養護施設などに寄付してきた。伊牟田均会長(74)は「西郷さんの強い思いで続けてきた。ウクライナ支援で締めくくりとなり、喜んでもらえるのでは」。 そろいの白い法被姿のメンバーが携えた、西郷さんの優しい笑顔の遺影が見届けた。県支部の橋口秀仁事務局長(60)は「避難民のために役立つように、貴重な思いをしっかり預かる」と受け取った。
南日本新聞 | 鹿児島