アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットにワイナリーの訴訟を取り下げるよう要求
かつて共同経営していたワイナリーの権利を巡って争っているブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。アンジーがブラッドに対して訴訟を取り下げるように要求している。弁護士を通じて声明を発表した。新聞「ニューヨークポスト」が報じている。 【写真】もう二度と見られない。アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピットの12年分のツーショットを振り返り
アンジーの弁護士は「ブラッドは夫婦が共有していたすべての不動産も事業も管理しているが、彼はそれ以上を要求している。アンジーに67万ドル(約1億円)と懲罰的損害賠償を求めている」とコメント。ブラッドが自分の不正行為を隠すためにアンジーに対して秘密保持契約を求め、それを使って彼女を罰し支配しようとしていると非難している。「それがこの訴訟の中心だ。ブラッドはこれらの事実を示す書類を提出することを恐れているが、私たちはそれにまったく驚かない」。アンジーは「争いを終わらせ、家族が癒しに向かって進めるようなはっきりした道筋をつけるよう改めて求める。ブラッドが訴訟を取り下げない限り、アンジーは彼の主張が誤りであることを証明するために必要な証拠を入手するしかない」。
ちなみにこのワイナリーの訴訟が始まったきっかけは、2021年にアンジーがワイナリーの株を売却したこと。2人が破局してすでに約5年が経っていたが、アンジーはブラッドに了解を取ることなくロシアの実業家にワイナリーの株と共同所有していた邸宅の権利を売却した。これを知ったブラッドはそれが「売却する場合は彼が最初に買い取る権利がある」という事前の合意に反するとして訴訟を起こした。するとアンジーはブラッドが「より広い範囲の秘密保持契約にサインしない限り株を買い取らない」と言い出したと主張、その秘密保持契約は自分や子どもたちに対する虐待を揉み消すためだと逆にブラッドを訴えた。ブラッド側の弁護士はこれをすべて否定している。
今回の声明でブラッドが「自分を罰しようとしている」と改めてアピールしたアンジー。これに対してブラッド側は以前から「アンジーは訴訟が不利になると子どもを使って仕返ししてくる」と主張している。最近もブラッドの関係者は同紙に「彼女は子どもたちをブラッドに対する武器に使っている」とコメント、ブラッドと子どもたちが疎遠になるように彼女が操っていると示唆していた。ブラッドがアンジーの声明にどのような行動を起こすのか、続報を待ちたい。