<宮本侑芽>「ゴジラ」に夢中! アニメ「ゴジラ S.P」で天才研究者に 難役も「自然に」
怪獣映画「ゴジラ」の完全新作のテレビアニメシリーズ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」。「ゴジラ」は、海外制作のテレビアニメシリーズや日本制作の劇場版アニメはあったが、日本のテレビアニメシリーズは初作品だ。主人公は、女性大学院生の神野銘、男性技術者の有川ユンの二人で、宮本侑芽さんが銘、石毛翔弥さんがユンをそれぞれ演じる。「理系の天才というキャラクターは初めて」という宮本さんに「ゴジラ」への思い、収録について聞いた。 【写真特集】話題作に続々出演 大人気の声優・宮本侑芽の素顔は… 写真を一挙公開
◇モスラが大好き!
「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」では、ユンと銘が、人類に訪れる未曽有の脅威に対して、周囲の人間たちと共に立ち向かっていく。「これまでの作品とは全く違う、全く新しいオリジナルストーリー」になるといい、「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の高橋敦史さんが監督を務め、芥川賞作家の円城塔さんがシリーズ構成と脚本を担当。手描きアニメとCGのハイブリッドで、「僕のヒーローアカデミア」などのボンズ、「宝石の国」などのオレンジが制作するなど、豪華スタッフが集結している。TOKYO MX、BS11ほかで放送中で、Netflixでも配信されている。
「ゴジラ」の第1作が公開されたのは1954年で、半世紀以上にわたって愛されている超人気シリーズだ。宮本さんは「ゴジラはもちろん知っていましたが、ちゃんと見たことがなかったんです」という。
「ゴジラたちが戦うアクション映画だと思っていました。歴代の作品を見させていただき、人間ドラマが描かれていたり、本当に面白くて、これまで見てこなかったことを悔やみました。申し訳ございません……という気持ちです。中でもモスラが大好き! 最強なんじゃない!と個人的に思っています。可愛らしさもあるのに、いろいろな攻撃をしたり、変化したりするところにワクワクします」
◇専門用語に苦戦
宮本さんが演じる銘は、存在しない生物の研究をする変わり者の大学院生。朗らかで明るい性格の天才で、どこか抜けている側面もあり、忘れ物が多い。