憂也と再戦のベイノアが笑いで横浜アリーナ破壊宣言【2.28 RISE】
憂也の「面白くない」に「関西人の割にはつまんない」とコメントは泥仕合
RISEが1月27日、東京都内で会見を開き「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の追加対戦カードを発表した。 参戦予定だったRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が憂也(魁塾)と対戦することが発表された。 ベイノアは昨年7月、ライト級に階級を上げ緑川創と対戦し、判定負け。その緑川に憂也は昨年12月に延長にもつれ込む熱戦の末、判定勝ち。しかし2018年に行われたウェルター級時代の対戦ではベイノアが憂也に判定勝ちという戦いの構図となっている。 憂也はRISEを通じ「前回、ベイノア選手に負けたことによって注目度が雲泥の差となってしまいました。ベイノア選手が2回ダウンを取られた緑川選手に勝って下から這い上がってきました。今回はKOでスカッとリベンジして立場を逆転して注目度を上げますんで見ておいてください」。そして「ベイノア選手は関西人からしたら全く面白くないですよ。僕の周りの素人のほうがよっぽど面白いから、キックボクシングの練習も大事ですが喋りの練習も頑張ってください」と緑川戦の勝敗と、お笑い芸人という顔も持つベイノアにとっては最もきつい“面白くない”という言葉を使い挑発。
これにベイノアは「関西人の割にはつまんないコメントでしたね。まあいいでしょう」と一言。 そして憂也の前回の緑川戦について「He is very strong fighter! I know.」から英語でまくし立てた後、司会の求めに応じて「彼は非常に強いファイターで非常にいい試合だった。それは認めます。でもメインイベンターとして、試合後のあのコメントは何も印象に残っていない。全然面白くない。70kgで誰がエースになるか。強さだけではない。誰をエースにすべきかと考えたときに、次の試合、僕は負けてはいけないと思っている。彼は強いですよ。でもそれを越えていきます」と時間差セルフ同時通訳でコメントした。 また70kgに上げてからの憂也の一連の試合については「非常に強い。右で倒す試合を結構見ている。この前も右でダウンを取っている。倒す感覚を身につけているんだなと思う。70kgのほうが調子がいいんだなということは分かる。でもそれ以上に自分は調子がいい。見る人が見れば分かると思うが、前回の憂也さん、前回の僕、どっちも違う人のようになっている。全然違う内容になるんじゃないか。前回と比べて僕のほうが変わっていると思う」と前回の対戦からの成長度では自らのほうが上と語るのだが、具体的には「試合を見れば分かる。2021年に入ってからえげつない成長を遂げているので、楽しみにしていてください。入場からすべてを変えていきます」と抽象的な言葉でけむに巻いた。