彼女の誕生日が近いので「プレゼントを買うため」に毎日お弁当作りを頑張ってみようかと思います。お弁当なら月にどのくらい「節約」できるでしょうか?
毎日のランチをコンビニなどで購入していれば出費はかさみます。一方、自分でお弁当を作ることができたら節約になります。では、テイクアウトのお弁当と比べて、手作りのお弁当はどれくらいお得になるのでしょうか。一緒にそのメリットを見ていきましょう。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
手作り弁当1食にかかる平均価格
全国農業協同組合連合会の「現代人のお弁当事情に関するアンケート調査」によると、手作り弁当1食にかかる平均価格は表1の通りです。 表1
全国農業協同組合連合会の「現代人のお弁当事情に関するアンケート調査」手作り弁当1食にかかる価格を基に筆者作成 お弁当を作る人に1食あたりの費用を尋ねたところ、「200円以上300円未満」が最も多く、「100円以上200円未満」がそれに続きました。以上の調査結果から、全体の約8割が500円未満でお弁当を作っていることが分かります。
テイクアウトのお弁当1食にかかる平均費用
「現代人のお弁当事情に関するアンケート調査」による、テイクアウト派の人が1食にかける費用は表2の通りです。 表2
全国農業協同組合連合会の「現代人のお弁当事情に関するアンケート調査」テイクアウト弁当1食にかかる価格を基に筆者作成 テイクアウト派の人に1食あたりの費用を尋ねたところ、「300円以上500円未満」が最多で、「500円以上600円未満」がそれに続きました。以上の調査結果から、全体の7割以上が600円未満に抑えていることが分かります。 ■テイクアウトお弁当と手作りお弁当の価格差は ここでは、テイクアウトのお弁当が300円以上500円未満、手作りのお弁当が200円以上300円未満と仮定し、平日は毎日お弁当を食べるとして計算します。それぞれの平均的なコストを計算し、月にどのくらい節約できるかを見てみましょう。 まず、テイクアウトのお弁当の平均コストは(300円+500円)を2で割って400円とします。一方、手作りのお弁当の平均コストは(200円+300円)を2で割って250円となるため、1日の差額は150円です。 次に、月のコストを比較します。テイクアウトのお弁当は1日のコストが400円で、1ヶ月(平日20日)で計算すると、400円×20日=8000円です。手作りのお弁当の場合、1日のコストが250円で、1ヶ月(平日20日)で計算すると250円×20日=5000円です。 この計算から、お弁当を手作りすることで月に3000円(8000円-5000円)節約できることが分かります。