「飲み過ぎて大反省」伊藤かずえ(57)シングルで育てた娘に帰りの電車で叱られて「本当に大変だったんだからね!」
── つり革につかまってグルングルン…終電でたまに見る光景です(笑)。伊藤さんだと気づいた乗客もいたのでは? 伊藤さん:それはわからないのですが、私があまりにグルグル回るものだから、目の前に座っていた親切な方が、心配して席を譲ってくださったらしくて…。娘も相当恥ずかしかったみたいです。でも、娘も同じくらいお酒を飲んでいたはずなのに、まったく酔っていなかったんですよね。私なんて、すっかりお酒に飲まれてしまったのに、いつの間にあんなに強くなったんだろうと不思議です(笑)。
── 娘さんと2人で飲みに行くこともあるのですか? 伊藤さん:親子でいるところをお友達に見られたくないらしく、2人きりで飲みに出かけることはあまりないんです。でも、ママ友家族と家飲みをするときは、子どもたちも参加して一緒に飲んだりしています。昔から仲のいいママ友が3人いるのですが、娘が保育園のときから一緒なので、もう20年来のおつき合い。毎年、ゴールデンウィークと夏休みには、ママ友とその子どもたち、女性8人で旅行に行くのがお約束になっているんですよ。
── にぎやかで楽しそうですね。 伊藤さん:ママ友たちはみんなお酒が大好きなので、朝8時に新幹線に乗った瞬間からプシュッと缶を開けて飲み始め、目的地に着く頃にはすでにでき上がっていたりします(笑)。最近は、以前ほど頻繁に会えていませんが、それでも月1回はお互いの家に集まって飲んだり、カラオケに行ったりと、家族ぐるみの楽しいつき合いが続いていますね。
■子育てで唯一決めていたのが「携帯電話」 ── シングルマザーとして、娘さんと二人三脚でやってこられました。お子さんとの向き合い方で心がけていたことはありますか?
伊藤さん:子育てに関しては、何かこだわりや方針を持って育ててきたわけではないんです。人を傷つけるようなことをしたときは強く叱りますが、それ以外は「これをしなさい」と口を出したり、強制したことはないんじゃないかな。宿題も私が言わなくてもやっていましたし、朝も自分で起きてくるなど、あまり手のかからない子だったというのもあります。 ただ、唯一決めていたのが携帯電話に関すること。まだ心が成熟していない段階でネットの世界に触れさせるのは危険だと思っていたので、「携帯を持たせるのは、高校生になってから」と決めていました。SNSでのいじめなども問題になっていますし、悪の道に入るきっかけになっても怖い。その代わり、私と兼用のタブレットを渡して、ゲームや習い事での連絡用に使わせていました。家を離れる時間が長い場合は、携帯がないと不便でしょうけれど、幸い学校も家の近くだったので、なくてもなんとかなるだろうと。
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