「日本障害者オープンゴルフ選手権」が今年も開催。選手や裏方たちが語った、障害者ゴルフに対する取り組みや想いとは
「ゴルフは障害者も含めてのコミュニティとなるスポーツです」 麻生健(大会会長・麻生塾理事長)
麻生グループは、22年、23年に150周年記念事業として男子ツアー「ASO飯塚チャレンジド」を開催した。 「この時のプロアマにDGAメンバーに参加してもらい非常に喜んでもらえました。我々のグループは飯塚市とともに車椅子テニス大会を40年行うなど障害者スポーツへのサポートに取り組んでいます。私も大好きなゴルフでも“場”を提供したいという中で、今回ご指名いただき大会の開催となりました。障害者が公の場に出ること、仲間を見つけること、負けん気を養うことなどのきっかけになれば。ゴルフは年齢や性別はもちろん健常者と障害者が一緒にできるコミュニティとなるスポーツだと思います。支え合うことは社会にとって必要ですし、何より障害者ゴルファーの明るい姿勢を見ると感謝の心が生まれるはずです」
右・河合祐治(選手担当)/左・緋田幸朗(渉外担当)
「競技者として限界を感じ自分で協会を探した。身を捧げれば社会貢献やパラリンピックという発展的なシナリオがある。精神的にも満たされます」
PHOTO/Yasuo Masuda *文中敬称略*文中一部敬称略。肩書は大会開催パンフレットによる ※週刊ゴルフダイジェスト12月10日号「それぞれの障害者オープン」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト