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【特集】栃木でコウノトリのヒナが2羽誕生 新米ママは“徳島美人”500kmの距離を越えた愛が成就

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MBSニュース

一度は日本の空から姿を消した『コウノトリ』ですが、人工繁殖を経て、15年前から野生に放たれ、少しずつその数を増やしています。そして今、500kmの距離を越えて、若い2羽の愛が成就しました。

コウノトリの雛鳥2羽が誕生 地元の人も大歓迎

本州最大級の湿地・栃木県小山市の渡良瀬遊水地。その堤防にはカメラを構えた人たちがずらりと並んでいます。見ている人に話を聞くと… (見に来た人)「すごいですね。嬉しいね。ここを選んでくれたのでね。」 (見に来た人)「すごいすごい。できればもうちょっと近くであればね、よかったですけどね。」

皆さん笑顔で答えてくれます。堤防から400m先に幸せを運ぶ鳥・コウノトリがいるのです。これまでもコウノトリはたびたび飛来してきたといいますが、なんと“2羽の雛鳥”が誕生したといいます。

高性能の望遠レンズを使って巣の様子を撮影してみました。    (記者)「2羽いますね、2羽いますね、ヒナが。」 (カメラマン)「頭を出しています。何か食べてるのかなぁ。」 ヒナ2羽の誕生は今年6月に確認され、コウノトリの自然繁殖は東日本では初めてだといいます。ちなみにコウノトリは足環の色やGPSで個体識別されていて、親鳥は4歳のオス「ひかる」と2歳のメス「歌」と判明しました。

初の快挙ということで…。 「コウノトリのひかるくんと歌ちゃんが小山市に定住してくれたことを記念して発行しました“特別住民票”です。」(小山市渡良瀬遊水地ラムサール推進課 島田泰広さん) 小山市に定住したとされるメスの「歌」は、500km以上離れた徳島県鳴門市からはるばるやってきたのです。

鳴門市出身のコウノトリ「歌」

徳島県鳴門市には現在、少なくとも10羽のコウノトリが滞在しているということですが、初めて巣をつくったのは2015年です。当時はコウノトリフィーバーが起きました。

コウノトリの「歌」を誕生からずっと可愛がっていたという人がいます。沖野智美さんです。沖野さんはコウノトリの美しさにすっかり魅せられた一人で、2015年に取材した時には… 「コウノトリ中心の生活になっています 仕事が終わった後に観察に来る状態です。(Qお休みの日は?)朝から。」(沖野智美さん・2015年)

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