【MLB】ブルージェイズが救援右腕ガルシアを呼び戻し 2年1500万ドルで合意 今年7月にマリナーズ移籍
日本時間12月11日、ブルージェイズがマリナーズからFAとなっていた救援右腕ジミー・ガルシアと2年1500万ドルの契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。ガルシアは2021年オフに3年契約でブルージェイズに加入。ブルペンの一角を担っていたが、契約最終年となった今季はチームが低迷したこともあり、夏場にトレードでマリナーズへ放出されていた。ブルージェイズはガルシアを呼び戻し、ブルペンの立て直しに貢献してもらいたいと考えているようだ。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 現在34歳のガルシアはドミニカ共和国出身の救援右腕。メジャー10年目の今季はブルージェイズとマリナーズで合計39試合に登板して39イニングを投げ、3勝0敗5セーブ、13ホールド、防御率3.46、49奪三振をマークした。2019~23年の5シーズンでは、短縮シーズンとなった2020年を除く4シーズンで60試合以上に登板。2023年には自己最多の73登板を記録した。セットアッパーだけでなくクローザーの経験もあり、ジョーダン・ロマノが退団したブルージェイズのブルペンにおいて、勝ちパターンの一角を担うことは間違いなさそうだ。 来季のブルージェイズのブルペンは、現時点ではチャド・グリーン、ガルシア、エリック・スワンソンの3人が軸となる見込み。ガーディアンズとのトレードで右腕ニック・サンドリンを獲得し、今季34試合に登板したライアン・バー、同49試合のブレンダン・リトル、同58試合のザック・ポップらもいるが、計算できるリリーバーの頭数が十分に揃っているとは言えない。まだ補強ポイントは多く残っており、チームを立て直すためには、ブルペンのさらなる補強も必要となるだろう。