SNS通じ「先生」から指示 投資名目で1億円詐取、70代女性15回にわたり被害 大阪
大阪府警は13日、交流サイト(SNS)を通じて府内の70代の無職女性が投資名目で現金約1億円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。 府警によると、女性は8月に株価をまとめたインターネットサイトを閲覧中、投資の情報を共有するSNSグループに誘導された。女性は「先生」と呼ばれていた男などの指示に従い、9~11月に15回にわたり指定口座に計1億780万円を振り込んだという。一部を出金しようとしたら、さらに手数料名目で700万円を要求されたことで異変に気付き警察に相談したという。 また府警は同日、府内の80代の無職女性が今年4月、警察官などを装うオレオレ詐欺で現金約4600万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。