高校バスケ女子連覇の桜花学園、井上監督らがコロナ不安の中の大会振り返る「練習試合もできなかった」
昨年末に行われた全国高校バスケットボール選手権の女子で2年連続23度目の優勝を果たした桜花学園(愛知)の井上真一監督、江村優有(ゆうあ、3年)前主将らが24日、名古屋市中区の中日新聞社へ優勝報告のため来社した。 昨年は新型コロナウイルスの影響で高校総体と国体が中止となり、高校選手権も大会中に発熱者が出たため試合を辞退するチームが続出。井上監督は「高校生相手の練習試合もできず、大会では手探りの状況で不安はあった」と振り返った。 桜花学園は寮母の加藤真弓さんを中心にコロナ対策を施し、大会では全6試合とも20点差以上をつける圧勝だった。 4月から早大に進む江村は「目標にしていた三冠ができなかった悔しさをぶつけて、一つ一つの試合を圧倒的に勝ち上がることができた。優勝で終わることができて良かった」と笑顔で話した。
中日スポーツ