冬の夜間を想定 八戸駐屯地で地震・津波避難訓練
青森朝日放送
冬の夜に地震と津波が発生したことを想定した避難訓練が22日、陸上自衛隊八戸駐屯地で行われました。 【陸上自衛隊八戸駐屯地 梶田穣路司令】 「実際に本当に津波が来て、避難をする時の行動を実際に確認できるということは、大変良い機会だと感じています」 津波浸水想定区域となっている市川地区の住民などおよそ75人が参加した訓練は、午後4時半に震度6強の地震が発生し、その3分後に大津波警報が発表されたという想定で行われました。 陸上自衛隊八戸演習場の門が開けられると、参加者たちは演習場内にある一時避難場所へと向かいました。その後、バス4台に分乗して指定避難所である桔梗野小学校へと移動しました。 【参加者】 「きょう初めて参加しましたけれども、まず歩いてみて、距離ちょっと大変だったのですけれども、歩けて良かったです」 八戸市との協定により、陸上自衛隊八戸駐屯地の敷地は大津波警報が発表された時の一時避難場所となっています。