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伝説のアイドル・山口百恵、女優としての顔を見せた名作シリーズをプレイバック

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HOMINIS(ホミニス)

14歳で鮮烈なデビューを飾り、人気絶頂の21歳で引退。わずか7年半ほどの芸能生活にもかかわらず、強烈なインパクトを残した伝説の歌姫・山口百恵。1980年10月5日に行われたファイナルコンサートの最後にマイクを置いてステージを立ち去るパフォーマンスは昭和アイドル史の語り草となるなど、引退から40年が経つ今でも他の追随を許さない圧倒的な存在感を放っている。 【写真を見る】「赤い疑惑」より その魅力を一言で言い表すのならばギャップだ。クールな目つきとセクシーな唇が印象的で大人びているとはいえ、当時はまだ10代の少女。そのルックスには、どこかあどけなさも残っている。それでいて思春期の少女が歌うにはあまりにも大人な楽曲を、独特の低音ボイスで感情たっぷりに歌い上げる。まさに元祖クールビューティーといえるもので、アイドルグループが乱立するアイドル戦国時代の現在でもこれほどの逸材は見当たらないだろう。 歌で多くの人を魅了し夢中にさせた山口だが、歌手活動前に映画『としごろ』(松竹)で女優デビューをしているように、数々のドラマや映画で女優としても活躍。中でも、後に夫となる俳優の三浦友和との組み合わせはゴールデンコンビと呼ばれ、絶大な人気を博した。 そんな2人がテレビ初共演を果たしたのが、最高視聴率30.9%を叩き出したドラマ「赤い疑惑」だった。1974年から1980年にかけてテレビドラマ9作とテレビスペシャル1作の計10作が放送された"赤いシリーズ"(TBS/大映テレビ)の第2弾となる本作。山口は第1弾の「赤い迷路」から数えて7作に出演、主題歌を担当することもあり、同シリーズは彼女の代名詞と言っても過言ではない。今回、TBSチャンネル2では"赤いシリーズ"から、7月1日(水)より「赤い迷路」「赤い疑惑」「赤い運命」の3タイトルが放送される。 いずれの作品もストーリーはなかなかヘビーだ。例えば、「赤い疑惑」では恋人同士が実は異母兄弟であるとか、第3弾の「赤い運命」では子供の取り違えによる数奇な運命を描くなど、多くのシリーズ作品で出生の秘密が隠されている。同様の演出は昨今日本で人気の韓流ドラマでも確認できるが、そのルーツともいえるのが"赤いシリーズ"なのかもしれない。山口はそれぞれの作品で過酷な運命に翻弄されながらも力強く生きる少女役を演じているが、その姿はクールビューティーという彼女のイメージと重なる気がしてならない。 昭和史に名を刻む伝説のアイドルと名作シリーズ。令和の時代に今一度プレイバックしてみてはいかがだろう。 文=安藤康之

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