早見沙織、きゃりーぱみゅぱみゅに“声のお仕事”のアドバイス
きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。1月9日(日)、1月16日(日)の放送では、声優でアーティストの早見沙織さんをゲストに迎え、お届けしました。 「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶや「呪術廻戦」の伏黒津美紀、「ONE PIECE」のヤマトなど、多くの人気作品に出演する早見さんの人生のチャプターを紐解いていきました。
★Chapter#01「オードリー・ヘプバーン」
小学生のときに、オードリー・ヘプバーンの映画を吹き替えで観た早見さんは、“オードリーさんが日本語を練習して演じているんだ!”と思っていたそう。 しかし、あるときにそれが間違いであることに気づくと同時に、声優が演じていることを知り衝撃を受け「“こんな仕事があるんだ!?”と思って、国境も性別も、ましてや生き物の壁も越えていろいろなものになれる“声優”という仕事に興味を持って、そのときから志すようになりました」と振り返ります。 また、オードリーの吹き替えを担当していた池田昌子さんの吹き替えについても「気品がありながらも飾らない感じが、オードリーさんのとても素敵で憧れの美しい女性像にバチっとハマっていて、子ども心に感動したんですよね」としみじみ。 とはいえ、当時はまだ小学生。おぼろげに声優への憧れが芽生えるも「どうすれば声優になれるのかも全然わからないまま、ほかの映画を観たり、アニメを深掘りするようになった」と語りました。
★Chapter#02「養成所に入所!」
早見さんは、すぐさま行動に移し、なんと中学1年生のときに声優の養成所に入所しました。 雑誌で養成所の広告が載っているのを見つけ、そこには「ジュニアクラス」があることを知ります。ジュニアクラスの対象年齢は“小学4年生~中学3年生”までと書いてあり、自分もそのクラスに入れることを知ったものの、「当時はとてもシャイだったので、(ジュニアクラスに入りたいことを)誰にも言えなくてしばらく悶々としていた」と早見さん。 しかし、小学校を卒業する少し前に、その養成所の広告が載ったページを開いた状態で、「自宅のリビングのテーブルの上にひっそり置いておいたんです(笑)」と笑顔をのぞかせます。それを見つけた両親から「なにこれ?」と聞かれ、そこで初めて思いの丈を打ち明けます。 そんな早見さんに、両親は「行きたいならいいけど、だったら自分で電話をかけなさい」と背中を押してくれて、中学1年生でその養成所に入所しました。