“好き”という気持ちが原動力。河合優実、20歳が描くこれからの未来。
2021年、これからの時代を担っていくガール世代の注目株に、VOGUE GIRLがラブコール。ひときわ輝きを放つ彼らの、今年の野望や目標は? 今回登場してくれたのは、女優の河合優実さん。2019年のデビュー以降、話題の作品に次々と出演し実力を伸ばす彼女が見つめる“これから”を教えてもらいました。
---2020年はいつもと違った1年でしたが、そんな中でも映画、CM、ナレーションと大活躍でした。振り返ってみてどうでしたか? 他のみんなもそうだと思うんですけど、世の中的に止まっていた期間があったので実感的にはあっという間でした。仕事のスケジュールもスカスカだったように思っていたんですけど、振り返ってみると意外といろんな仕事をしていたんだなと! 去年は活動2年目だったんですけど、映画の仕事が多かった一昨年に比べて仕事の幅は広がった気がしますね。 ---自粛期間中はどのように過ごしていましたか? 仕事がひとつもなくて家か近所にしかいない時期が2か月くらいあったので、その時は食事管理にハマっていました。コロナ太りが取り沙汰されていたので、気をつけようと思って食事管理アプリを入れたらすごくハマっちゃって…。栄養素のことも考えて何を何グラム食べたか計るくらいの徹底ぶりで、家族にもドン引きされていました(笑)。 ---食事管理で得たものはありますか? 自粛期間が始まったばかりの頃は気持ちが落ち込んでいたんですけど、どんどん前向きになれて。体を整えたら心も整うんだなっていう気づきがありました。毎朝ウォーキングしたり、ファスティングに挑戦したり、自粛期間中の方が規則正しい生活ができていた気がしますね。本当は忙しい期間でも全部できればいいんですけど、時間があったからこそ、自分と向き合っていろいろ整えられたのかも!
---趣味の時間もとれましたか? 油絵とか、時間があるからこそできることをやっていました。小さい頃から絵を描くのが好きで、もともと油絵も絵画教室で習っていたんですけど、忙しくなってからは描く時間がとれなくて。昔使っていた道具を引っ張り出して、ひたすら描いて乾かして…をずっと繰り返していました。油絵って自分で完成を決めないと終わりがないので、中には未だに完成していない自粛期間で止まっているものもあります(笑)。 ---趣味といえば、「一人ミュージカル」をしていると聞きましたが。 好きなミュージカルの演目を流して、家で勝手に歌ったり踊ったりしているだけなんですけどね。一番好きな作品は『コーラスライン』。あとは『ライオンキング』だったり『アナと雪の女王』だったり。家族にはうるさがられています(笑)。 ---去年は仕事でもミュージカルに挑戦されていましたね。 10月から12月頭にかけてミュージカルをやらせてもらいました。それが初ミュージカルだったんですけど、すごく楽しくて! 舞台やミュージカルって毎日同じことをするので、人によってはしんどいと感じる人もいるみたいなんですけど、私はもともとミュージカルが好きだったので楽しめました。 ---好きなことが仕事につながるのは素敵ですね。 もともとお芝居をやりたいと思ったきっかけもダンスだったんですよね。舞台に立って表現することの楽しさを知って、表現の世界にいきたいなと。