１１月２３日午後、真岡市の真岡鐵道の踏切で乗用車と列車が衝突する事故があり、この事故で軽乗用車を運転していた８０歳の女性が死亡しました。 ２３日午後２時ごろ、真岡市八條の真岡鐵道真岡線の西田井駅と北真岡駅の間の踏切で、市内に住む８０歳の女性が運転する軽乗用車と茂木発下館行き列車が衝突する事故がありました。 真岡警察署によりますと、この事故で乗用車を運転していた８０歳の女性が頭を強く打ち病院に運ばれましたが、およそ１時間後に死亡しました。 乗客や列車の運転士合わせて３０人にけがはありませんでした。 列車は西田井駅から北真岡駅に向かって西に走っていたところ南へ進行していた軽乗用車が下りていた遮断機を超えて侵入してきたということです。 乗用車の助手席側と列車の右側が接触しその後、乗用車は列車に１００メートルほど引きずられ停車しました。 警察で事故の原因について詳しく調べています。 真岡鐵道によりますとこの影響で、真岡線は全線で一時運転を見合わせました。