YouTuberが1万人超えの鬼ごっこ開催。ギネス世界記録を達成
9月16日、大阪万博記念公園でYouTuber「フィッシャーズ」によるイベント「鬼ごっこキミ達vsフィッシャーズ」が開催された。
人数は鬼役の5人と逃げ役、合わせて1万人以上が参加。 鬼ごっこ終了後、ギネスワールドレコーズの公式認定員により、世界記録の達成が発表された。 【写真】「ヒカキンかもしれないけど声をかけ 前回のギネス世界記録だった2202人を大幅に上回る結果となった。 【BuzzFeed Japan / 吉田雄弥】
鬼ごっこはお昼の12時過ぎに開始。
制限時間30分の中、鬼役であるフィッシャーズの5人が1万人の参加者である逃げ役を追いかけた。 自ら鬼に捕まりに行く、スマートフォンを長時間操作するなどの行為はルール違反とみなされ、参加者としてカウントされない。そのため、多くの参加者は真剣に鬼から逃げる。 鬼が一度走り出すと、声を上げながら人が波のように動き出し、それは一種のアトラクションのようだった。
鬼役を務めたメンバーのマサイさんとンダホさんは、今回の鬼ごっこについてそれぞれゲームに例えてこう語る。
「無双系(1人のキャラクターで大勢の敵を爽快になぎ倒す)のゲームをやっているような感覚だった。みんなを追いかけて行って、すぐに捕まえて」(マサイ) 「なんかーあれだよね。ゾンビになった気持ちだったよね。みんな逃げていくんで」(ンダホ)
鬼ごっこ終了後、ギネスワールドレコーズのスタッフらが参加人数をカウント。
信頼性を確保するため、第三者である東洋監査法人の社員立ち会いのもと、入場口で回収した参加チケットの半券の数から、鬼ごっこ中のルール違反者を除いた数で計算される。 鬼ごっこ中は、監視員と証人と呼ばれるギネスワールドレコーズから派遣されたスタッフが約250人体制で常駐し、ルール違反者や半券の数を厳重に確認していた。 正式な細かい参加人数は後日、東洋監査法人からの証明書をもって運営側に通達されるという。
今回のギネス世界記録更新について、リーダーのシルクさんはこう話した。
「ぼくらだけではできなかった。やっぱり長い時間をかけてYouTubeをやってきて、すべてが繋がっているような感じですね」 「YouTubeと視聴者の大切さ、そして、継続と挑戦することの大切さを改めて再確認することができました」 「ここまでやってきたことが無駄じゃなかったんだなってことが、この記録から読み取れました」
吉田雄弥