BTS「Dynamiteと同時進行で」話題の新曲に込めた思い 世界的人気の理由
グラミー賞ノミネートでも話題沸騰のBTSが、最新アルバム『BE(Deluxe Edition)』リリースを記念して世界各国のマスコミに向けてオンラインで記者会見を配信しました。前作『MAP OF THE SOUL:7』のリリースからわずか9か月、この短期間のうちに、世界中がコロナの流行で滞りや隔たりが生じている今、このアルバムを発表する意味とは何なのか。また、今回はメンバーそれぞれがアルバム制作にも深く関与したこともあり、会見では曲への想いを熱く語ることもしばしば。彼らがニューアルバム『BE』について、自らの言葉で語った貴重な会見となりました。
--「Dynamite」の活動、そしてニューアルバムの制作だけでも忙しかったと思いますが、これまでどう過ごしていましたか? RM 実はこのアルバムは「Dynamite」の制作前から企画していたものでした。なので「Dynamite」の活動と並行してこのアルバムを制作していました。今回のアルバムを作るうえでの特徴としては、僕たちが制作過程を100%ではないにしてもみなさんに共有したいと思い、制作過程を生中継したりしてきました。僕たちがどのようにアルバムを制作し、どういうふうに進めているのか、初めてお見せすることができました。 普段はそういうことは秘密裏にしてきたことですが、一緒に作り上げるという気持ちを感じてほしかったのです。だからこのアルバムがリリースされたら、ログを振り返りながら、この時にこういう話をしていたんだな、と思いながら聴いていただきたいです。ファンのみなさんと作ったアルバムです。この3か月、休暇もはさみながら活動してきました。アルバムがリリースされたらジャケットなども見ていただけると思いますが、カメラの使い方や撮影手法なども学びながらアルバムを作りました。
JIN 今回のアルバムはメンバー全員で楽しく制作できました。ジャケット撮影をはじめ、遠足に行くような気分でした。曲も僕たちが感じている感情を表現することに重点を置いていたからか、現在と僕たち自身を振り返る時間になったと思います。僕らの正直な物語にたくさんの方々が共感していただければと思いますし、共感された分だけ愛されたいとも思っています。