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夢見る気持ちが蘇る。大人のためのファンタジー作品7選。

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VOGUE JAPAN

「あなたを勇気づけてくれる映画と本は?」というアンケートを実施し、国内外の著名人にとって思い入れのある「100年時代をともに生きる映画&本」を紹介するこの企画。今回は、作り手の想像力があふれる本や映画をセレクトしてお届けする。大人になった今だからこそ味わいたい、味わい深いファンタジーの世界へ。

『銀河鉄道の夜』(推薦者:清川あさみ/アーティスト)

『銀河鉄道の夜』を書いた宮沢賢治は、数々の作品の中で「幸せ」について読者に問いかけます。銀河鉄道という幻想的な空間で繰り広げられる。みんなの「ほんとうのさいわい」のために私たちは何をすべきか、ジョバンニもカムパネルラも答えを知らない。答えはなくていいので人生を考え続けること、問い続けることが大事ということを教えてくれる。(清川あさみ)

『星の王子さま』(推薦者:森永邦彦/「ANREALAGE」デザイナー)

かんじんなことは、目に見えない。大人になって、年をとって、見えるものばかりになってしまったとき、それでも、見えないものを見ようとすること。人は好奇心を失ったときに、老いていくから、いつまでも、数字や現実的な考えの対極に、クレイジーだと言われるくらいの独創的な考えを持つ大切さを教えてくれます。(森永邦彦)

『モモ』(推薦者:田根剛/建築家)

「時間の花」を見つめるモモの気持ち。美しさへの喜びと失う悲しさが時間とともに訪れること、時間に永遠はないこと。「モモと時間どろぼう-灰色の男たち」による物語の大きなメッセージではあるけれど、僕はこのモモの「時間の花」から自分の時間を生きるようになった。(田根剛)

『アルケミスト 夢を旅した少年』(推薦者:田根剛/建築家)

20歳の頃に、ヨーロッパを旅したときに出会った旅人から手渡された本。夢を信じて旅を続け、その先で出会いと別れを繰り返しながら、人生の宝物と出会う話。20歳からヨーロッパに暮らし、自分の人生と向き合っていた頃に出会い、直観を信じるようになった。本との出会いは人生との出会いだと思う。(田根剛)

『夢』(推薦者:中野信子/脳科学者)

日米合作の不思議な映画で、こちらも映像美が素晴らしい。やや懐古的ではあるが、それ故に深く記憶の奥底にまで連なる日本の美を、違う文化圏の人々から驚きと憧憬とに満ちた目線で描くとこのように見えるのか、という発見がある。見るごとに、自分を客観視する視点をもたらしてくれるような作品。(中野信子)

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