「サードのレギュラー取りたい」 ソフトバンク井上朋也が先輩栗原陵矢に挑戦状、4年目の今季は無安打
ソフトバンクの井上朋也内野手(21)が29日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸900万円でサインした(金額は推定)。 ■ドラ2ルーキーが300万円増【29日の契約更改一覧】 4年目の今季は5試合に出場し、10打数無安打に終わった。昨季はプロ初出場を含む15試合で打率2割6分3厘、1本塁打、3打点で、今季は飛躍を期待されていたが、苦しい1年となった。井上は「(フロントから)1年、1年成長していると言われたが、なかなかうまくいかない時期が多かったシーズンだった」と語った。 昨オフは同じ三塁の栗原陵矢内野手と合同自主トレを行ったが、今オフは育成として西武に入団が決まった元チームメートの仲田慶介内野手と行うことを明かした。「今年は(栗原を)抜きたいという気持ちがさらに強くなった。同じ量をやっていてもだめだなと感じたので栗原さんとやらないという風に決めました。いっぱい練習して、来年はサードのレギュラーを取りたい」。ベストナインやゴールデングラブ賞に選出された先輩に挑戦状をたたきつけた。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社